ヘナ遊ヘナ遊写真集

ニュートラルヘナ

ニュートラルヘナ

カッシャヘナとか、アウリなどとも呼ばれる

ニュートラルヘナは、実は、ヘナではない。アウリとも呼ばれ、カッチャ、カッシャヘナなどとも呼ばれる。インドでは、あちこちに簡単に育っている。ヘナの産地ラジャスタンで、ヘナが収穫されている10月~11月頃、実は、このニュートラルヘナも収穫期にあたる。

地元でヘナやニュートラルヘナを製造している工場の人の話では、このニュートラルヘナ、カッチャヘナの主な用途は、カラフルなヘナを製造するための基材として需要があるんだそうだ。たとえば、黒く染まるヘナとかね、あるいは、青く染まるヘナとか、黄色に染まるヘナとか・・・こういったカラフルなヘナは、ニュートラルヘナにヘアダイ成分を混ぜこんで製造されているそうだ。ニュートラルヘナには、ヘナと違って色素がない・・・。ぱっと見はヘナと大変によく似ているし、練り加減もなんとなくヘナとういう感じ。。。実際に、ヘナとニュートラルヘナの両方を並べて練って比較したら、まったく別物でしかないが、それでも、単体で、ニュートラルヘナをみたら、なんとなくヘナという感じがする。それでいて、色素がまったく含まれていないので、ヘアダイを混ぜて、カラフルなヘナを製造するのにむいている。

もしもヘナが不作だったら・・・

そして、もし、天候不順などで、ヘナが不作になると、このニュートラルヘナが活躍する・・・んだそうだ。天候が不順でも、このアウリは強い・・ヘナは育たなくても、アウリは育つ。また、ヘナと同様に、アウリも動物は食べない・・・だから、あちこちに群生しているんだ。それを収穫してきて、ヘナに混ぜる。でも、混ぜただけだと、染まりが悪くなるだけだから、ヘアダイも同時に混ぜ込む・・・天候が悪くて、ヘナが不作になると、一騎になんでもありの世界になってしまうのが、ここインドだ。

アウリ、ニュートラルヘナは黄疸の治療ハーブ

地元の人に、アウリを何かの民間治療に使っていないのか?と聞いたところ、これは黄疸の治療に大変によいのだそうだ。刈ってきたアウリを敷き詰めて、黄疸の人をその上に横たえると、体の黄色を吸い出し、黄疸を治療すると言われているんだそうだ。



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