インディゴ農園訪問記

今年、2009年7月現在では、南インド、タミルナドゥ州にあるインディゴ農園の状況は、必ずしもベストな状況ではありません。理由は、カンバツです。雨がかなり不足しており、あちこちの農園で、農作物の収量が減ったりしています。インディゴの農園も必ずしも芳しくはありませんが、近所の畑では、サトウキビが干上がっている状況で、成長せず、半分立ち枯れ状態でしたが、少し離れたインディゴ畑では、幸い、水をくみ上げることができるため、水を潅水することでインディゴの成長は悪くはありません。

2009年のインディゴサンプルを一点、検査したところ、おおむね、2008年並の染毛力のようです。全部の品質について同様の結果になるかどうかは、不明ですが、畑の状態からすると、平均値的に、例年の９０％～９５％程度の染毛力になるかもしれないと考えています。通常の染毛、白髪染めでは、プラスマイナス１０％は作柄の誤差の範囲です。