私のヘナ&ハーブ洗髪体験記・・髪が軽く、まるで頭皮から髪など生えていないよう
Uさん：
ヘナやハーブ洗髪を試してみようと思ったきっかけは、石鹸シャンプーの使い心地に不満があったから。
まはさんは石鹸シャンプーを善しとされていませんが、私も石鹸シャンプーの使い心地に以前から不満があり、(苛性ソーダのことは考慮してなかったのですが・・・）だんだん髪が傷んできたような気がしていました。年齢のせいかとも思っていましたが、「ヘナ遊」を見て「やっぱり良くないんだな」と思い、ハーブ洗髪に切り替えようと決意しました。
まは、基本は、仕上がり主義
まは： まは、基本は、仕上がり主義なんです。本当のことを言ってしまうと、 苛性ソーダが悪いということは、あとからきた理由 にしかすぎないんです。石鹸シャンプーの仕上がりが悪いのは、長く使っていると、どうもおかしいなと思うのは、これは、やっぱり苛性ソーダを使っているからじゃないかなって、そう思ったんです。
まは： まはも昔は、合成シャンプーよりも石鹸シャンプーのほうが安全ということで、一時、石鹸シャンプーを使っていたのですが、仕上がりが・・・・・悪かった。朝起きると、頭がばくはつ、なんだか、髪の毛の癖が悪くなっていくような感じで、これはとても使い続けられるものではないと思いました。だから、一時的にも、仕上がりがよい合成シャンプーなどに手を出したりしてね・・・でもなぁーーーと、頭はすぐに臭くなるし、痒くなる・・・いったい、どうしたらいいんだろうと、自分の頭に問題があるんだろう、なんてね、思ったりもしたことがありました。
まは：でも、結局は、いわゆる市販のシャンプー類、石鹸シャンプーも含めて、これ、あまりよくないものだったってことがわかりました。ヘナやハーブでヘアケアするようになって・・・ヘナやハーブでトリートメント、シャンプーするようになって・・ほんとのところは、ヘナやハーブの世界では、トリートメントとかシャンプーとかいう区別はないんですけどね・・・。あえていうと、ヘナとハーブなヘアケアかな・・・。
Uさん： ☆(期待に満ちて）ヘナシカシャンプー液を作ってみました
Uさん：インドから注文したハーブ一式が届きました。初めて見る実にわくわく・・・シカカイの実20g、ヘナの葉20ｇ、アムラの実10ｇを500ｍｌの水につけ、煮出して一晩置きました。(ヘナも一緒に煮出してしまった・・・）翌日それにカチュールスガンディ小さじ１と、モティアロッシャオイル数滴を加え、上澄みをペットボトルに入れて出来上がり。できたシャンプー液があまりに濃かったため、2番出しも作り、結局3番出しまで、500ｍｌペットボトル3本のシャンプーができました。
Uさん： はじめてのハーブ洗髪・・・さっぱりせず、結局、石鹸シャンプーとクエン酸リンスに逆戻り
Uさん：早速使ってみたところ、あらら、なんともさっぱりしない使い心地・・・乾かした後も髪がしっとりというよりは「めっとり」した感じ。一晩寝たら良くなるかと待ちましたが、朝起きた髪の感じはまるでハリーポッターのスネイプ先生。この日はたまらず、石鹸シャンプーとクエン酸リンスに逆戻りしてしまいました。
Uさん： ところが夫は同じハーブシャンプーで大満足・・・髪質によって、こうも違うものかと思った
Uさん： ところが、夫（茶色くて細い髪）が同じハーブシャンプーを使ったところ、髪がぽわぽわと軽く、かつボリュームが出て、大満足な仕上がりに。「べたべたしない？」と聞いたところ、「え？ さっぱりしてるよ」とのことで、こんなに個人差があるのかと驚きました。（ちなみに私は真っ黒の剛毛、量も多いです。白髪ちらほら状態）
Uさん： 私にはハーブシャンプーは向いていないのかと諦めかけていました
Uさん：その後アムラを入れずに作り直したのですが、やはりべたべたした仕上がりに。 髪をよくお湯で洗ったり、頭皮をハーブ液でマッサージしたりしても、さっぱり感が得られず、私にはハーブシャンプーは向いてないのかな、と諦めかけたのですが・・・
Uさん： ☆(ダメもとで）ハーブパウダーで薄いペーストシャンプーを作ってみた
Uさん： ☆(ダメもとで）ハーブパウダーで薄いペーストシャンプーを作ってみたところ・・・まるで頭皮から髪 など生えていないよう・・・坊主頭の周りが暖かい空気で包まれているような軽さ。髪に触ればさらさらつるつるした手触り！
Uさん： ヘナ染めをした後はシャンプーしなくてもさっぱりしていたことを思い出し、薄いヘナ液を作って短時間パックしてみようと思いました。ヘナ粉大匙１・シカカイ粉大匙１・カチュールスガンディ小さじ１・モティアロッシャオイル数滴をぬるま湯で溶き、よく練ったら、薄いけれど、ねっとりした液ができました。これを頭皮と髪に塗りつけて10分、洗い流したところ、なんともいえないさらさら感が！ そして、乾かしてもしっとり！ここまでは期待していなかった！ほどの仕上がりです。
Uさん： 髪が軽く、まるで頭皮から髪など生えていないよう・・・坊主頭の周りが暖かい空気で包まれているような軽さ。髪に触ればさらさらつるつるした手触り、とっても気持ちがいいです。
Uさん：これまで、どんなシャンプーもトリートメントも、こんなに気持ち良く仕上がったことはなかったです。もう、体に良いとか悪いとかではなく、石鹸シャンプーに戻ることは考えられません。しかし、ほんとに3度目の正直ですね。
Uさん： 初めてヘナ染めしたときも、ペーストやインディゴ混で期待した結果が得られず、3度目にやっと美容院でちゃんと染まったのを思い出しました。（しかもあまりに高かったため、その後しばらく染められず・・・） 短気は損気、諦めなくて良かったです。
Uさん： ハーブシャンプーの情報を下さったまはさんやサミーラさん、上質のハーブを選定して下さったまはさん、ジェイン氏、商品の仲介をして下さるマハラジャロードさんや我が家まで運んで下さった郵便局の方等、そして何よりハーブそのものに感謝！です。
ハーブだけで髪を洗う？それで綺麗になるの？
まは： 嬉しいよね！でも、ちょっと考えてみたら笑っちゃう・・・だってね、こんな粉・・正直、最初は、なんだかわけのわからない粉じゃないですか・・・・ヘナくらいは話に聞いたことがある、実際にやったことがある人がいると思いますけど、シカカイとか、カチュールとか、 そんなハーブの仕上がりが素晴らしいと、そんな記事がヘナ遊のサイトにはある んですけども、それ、ちょっと最初は信じられないと思うんですね。ヘナしている人でも、ヘナの前とか、後に、市販のシャンプーや石鹸シャンプーで頭を洗っていると思うんです。そこまでシャンプーというのが定着しているのに、まはがサイトで、 ヘナ前も、ヘナの後も、シャンプー不要！ ヘナは白髪染めでもあり、トリートメントでもあり、しかもシャンプーでもあり、地肌によいハーブもあり、さらに、それ以上のもの、なんて、言ったって、なかなか理解されにくいとおもうんです。だってね、人に、ハーブで頭を洗う？って言ったら、すぐに、「そんなので、本当に頭が綺麗になるの？」ってね、言われてしまうと思います。ただ、使ったことがない、知らないからという理由だけで、それがそんなによいものだとは思えないだけなんですけどね。
シャンプーは液体で容器に入っているいるものという固定観念がじゃまする。
まは：ところが、最初、ちょっとの試行錯誤がありますけども・・・仕上がりがうまくいかないってこともありますが、辛抱強く試してみると、あらら！と、ある日、びっくりするような素晴らしい仕上がりを達成してしまうと、もう信じられないくらいに嬉しくなって、そして、まはの場合は、大笑いしてしまいました。嬉しくなったのは、ああ、もうこれから、あのシャンプー、このシャンプー、そして、また、あそこのシャンプーって、頭をボリボリやりながら、シャンプージプシーしなくってすむんだと思うと、嬉しくてね。さらに、大笑いしたのは、答えが、こんな素朴なもの・・・地面に生えているハーブたち、自然のものにあったってこと・・・。これ、結構、盲点なんです。恐らくおおくの人が、シャンプーってものは、液体で容器に入ったものと、思っていると思うんです。その思いこみでまはも、なかなか、ヘナやハーブに開眼できなかったんですが、一旦、開眼してしまうと、なんだと、その思いこみ、シャンプーは容器に入っていたものである、というね、その固定観念がジャマしていたんだと、そう思うと、大笑いしてしまったんです。
Uさん： 実は・・・私、体は石鹸で洗ってません。垢すりタオルでごしごしやるだけ。
Uさん： 年子を産んで16年、育児に追われてからすの行水を続けているうちに、意外と何ともないことに気がつきました。今まはさんと同じ43歳、友人と温泉に行くと肌が水をはじくので驚かれます。ボディローションも脱毛も不要です。秘訣は言ってませんが・・・あの石鹸やシャンプーが必要って固定観念はいつから私達の生活に入り込んだのでしょうね。なくても良かったんだなあ～
まは： おおーーー、ここにも先験者がいた！ ほんとその通りですよねーーー。実はね、先日も、まはの友人が日本からやってきて、ヘナしてあげたんです。白髪が出てきたので、ヘナを試してみたいと・・・そんなことで、「石鹸するから不潔になる！」「シャンプー使うから髪が不潔に、痒みもでる！」なんて、まは節で語りはじめたら、彼は、「ああ、ほんとそうだよ。僕も、実は人前ではいえないんだけど、石鹸は使ってないんです。髪もほとんど洗わない・・・でも、こんな話をすると人が変な目で見るでしょ・・」・・・おおーーー、ここにも先験者がいた！意外と多いんですよね・・・こんなにもシンプルな事実を知っている 人たちが・・・。ただ、言わない・・・言えないだけ・・・世間ではなんとなく常識ってのがあって、常識はずれなことですから・・。でも、常識はずれなことのほうに意外と真実があったりする。
まは：石鹸をずっと使っていなくて、だから、ボディローションも脱毛も必要ないというのも、これ、事実じゃないかなーーと思います。（ないかなーーーなどとちょっとぼかしているのは、そんなことを断言調で言ったら、常識人さんたちに怒られてしまいそうな感じがして、遠慮して、控えめに言っています。でも、まは心の中では、それ事実そのもの。）実は、仮説として、一時、女性たちの間で、石鹸を止めてハーブだけで体をケアするようになって、体毛が少し薄くなったような気がすると、そんなお便りをいただきました。いえ、気がするのでなく、実際に少しづつ薄くなっていると・・・。とくに、その女性たちは、アンバハルディ（ターメリックの一種。インド女性には体毛が濃い人が多く、ターメリックがよいとされている）などのハーブを好んで使っていました。ただ、そこで、これはある種の、また、固定観念がひっくりかえるような発見というか、仮説が出来たんです。つまり、それは・・・・
石鹸を使うと、毛が濃くなる？？
まは：ということなのです。石鹸は実はあまり皮膚が好まないもの、あまりよくないものだとすると、それを毎日をように使い続けることで、お肌は害を受けていると感じ、本能レベルで肌を守るために、毛を生やす、濃くするのではないか？と・・・それが証拠に、石鹸をやめるようにして、自然なものだけでケアするようになってから、毛が薄くなった人が出てきた・・一人、二人ではないんですね。これはなんだろうと・・・。まぁ、いろいろと考えさせられます。
Uさん： Uさん： 祖母は髪を米のとぎ汁で洗っていた。
Uさん： そういうば、アメリカの医者の書いた「メンズヘルスバイブル」という本にも、「信じられないだろうが、お湯と石鹸は水と泥より肌に悪いのだ」とあったのを思い出しました。そして、先日母（74歳）に、見事な銀髪だった祖母の髪の手入れ方を聞いたら、なんと米のとぎ汁で洗っていただけとのこと。これまたシンプルですよね。においが気になりそうですが、そのうち試してみようと思います。
まは： これ、すばらしいと思います。でもでも、待てよと・・お湯もいけないの？それは辛い・・・。あったかいお風呂、これは、冬場にあったかくて気持ちいいよね、温泉もいいし・・・。まぁ、まはは、やっぱり使用感主義です。やっていて気持ちがよければ、それがもっとも一番、いいことと思います。仮にね、合成シャンプー使っていて、それで調子がよく、気に入っていれば、それはそれでその人にとって、ベストなことだと思います。
まぁ、結局のところ、自分がよしと思えることが大事でしょう。
まは： これは、アメリカインディアンのご主人を持つ日本の女性からいただいたお便りですが、彼女は、髪にトラブルがあって、シャンプーをいろいろと変えてみても、ほんとうまくいかなくって、それでヘナやハーブを試し始めて、これはいい！って、そんなお便りでしたが、そのとき、彼女の旦那さん・・・アメリカのインディアンですけども、彼の髪はつやつやして、すばらしく美しい・・で、そのダンナさんが使っているのは、めちゃ普通の合成シャンプー・・・どうしてそんなに違うのだろうと、そんなお話でした。
まは： だからね、合成シャンプー使っていても、すばらしく調子がよければ、それがあっているし、ね、それに、アメリカインディアンといえば、大地の人ですよ。素晴らしい生命力を持っている。いつも、地面に足をピタリとくっつけて歩いていますでしょ・・・あのステップ、感動してしまいますが、こうして、強く大地とつながっている人たちは、体がとても強いと思うのです。
