合成シャンプーよりも石鹸シャンプーのほうがましだと思うんですが
お便り: 合成シャンプーよりも石鹸シャンプーのほうがましだと思うんです。ただ、いくらいいとは聞いても、ハーブだけで髪を洗うのって、ちょっと面倒そうで、続きそうにありません。それに、そこまで、化学的なものを避けるもの難しいと思います。
まはもケミカルはなしでは、現代社会は成り立たないと思います。ケミカルにも、それなりの役目があるんですね。
まは: ちなみに、まははそのときの気分で、実に勝手なことを言います。サイトの中で、愛矛盾したりしていま~す。そんなんでいいと思ってるんですね。まはさん、ああ、かなりいいかげん。自分でしっかりと判断しないとねって、皆さんも思うと 思うんです。
まは、使用感第一主義です。
どんなによい天然の素材でも、使用感がよくなければ、続きません。 ケミカルのほうがいいって方は、それでいいと思うんです。それぞれの選択です ので・・・でも、まはがハーブ洗髪っていうときに、それはケミカルなものより はるかにいいし、また、よくなければ、人にすすめられない。 ハーブ洗髪や、ハーブなケアは、どんなケミカルなシャンプーやトリー トメント剤よりも、仕上がりよく、また、気持ちがいいんです。
ハーブなケアは、どんなケミカルなシャンプーやトリー トメント剤よりも、仕上がりよく、また、気持ちがいい・・それ、絶対。
ただ、そこまで絶対って、思えるには、比較するものがないとわかりません。その比較として、そこに、まはのシャンプー体験、合成シャンプーや石鹸シャンプー、そんな苦い体験があるからこそ、だから、これ、『絶対!』ってまでいえてしまう。本当はそれは随分と自分勝手な発言ではあるかもしれないですが・・・。最初から、ハーブしかなくて、そればかり使っていたら、そう・・・やっぱりカラフルな色で、すばらしい容器に収められたケミカルなもののほうがよいと思うかもしれないですね。それは、まるで、最近の高度成長のインドの人たちみたいです。伝統のヘナやハーブはヘアダイやパーマ、合成シャンプーにとって替わられ、ヘナを買うのは、外国の人たちが多くなってきた・・。
人は、成長するってことは、違いがわかること。だから、そこには、いわゆる悪いもの、そして、それを補うように、良いものがあることで、違いがわかるんですね。
だから、ここに、ヘナリングに、よくお便りをくれる皆さんは、20代後半以降の皆さんがほとんどです。ヘアダイとパーマを使いすぎて、髪がなんとも、ひどい状態になってしまい、悩み、深刻な状態で、手探りのなか、まはのところに、メールを発信してくるんです。そんなとき、まはは思います。
ああ、ここにも違いがわかる人がいると・・・。
残念な話?かもしれないですけど、現代という時代において、伝統的なものは、ただ伝統というだけでは、価値はほとんどありません。昔からやってきたということは、あまりに影が薄く、なんの価値もないかのように見えてしまいます。あまりにも素朴すぎて、それに何の価値や意味があるのか、さえ、見失っている。昔の人は、それしかなかったし、だから、それに疑問の余地はなかったんです。ところが現代は、『便利』というキーワードにつられて、ケミカルな製品がたくさん出てくる。それは一見、すばらしくも劇的な効果がある。ヘアダイにしても、あっという間に、髪が茶色にもなれば、金髪にもなる・・・。未開の人たちから見れば、それは、まるで魔法のようなものでしょう。そんな手品に見とれているうちに、髪がぼろぼろとしてきて、おかしくなってきて、はっと気が付くんですね・・・。そうして、昔からやってきたこと、それは素朴でシンプルで自然なやり方が、輝きを持ち始めるんです。
ただ、だからといって、ただ、ヘナすれば、誰でもがそれが本当にいい!っていえるかというと、そうではありません。まはも、インドに来て、いろいろなハーブのことを知って、試してみたけども、最初のうちはさっぱり・・・。いったい、この何がいいんじゃ?ってなもん。ハーブを使ってみたり、ケミカルにもどってみたり、の繰り返しのうちに、ある日、インドのおばあちゃんみたいな人にハーブの使い方を教えてもらった・・・それで開眼したんです。
だから、これから、ヘナやハーブ、自然の素材で遊んでみようと思っている皆さんに言いたいことは、ちょっと試してうまくいかなかったからといって、すぐにあきらめないでねってことです。ヘナやハーブは、ケミカルな製品でないです。単なる草・・・。自然の素材は、使い方があるんです。しかも、それぞれの人のタイプ、髪質や髪の状態にあった使い方がわかったときに、これっ!って納得できるんです。
そういう感じがはっきりとわかるまでには、多少の期間、試行錯誤、まはは、こ れを『遊び』・・と呼んでいます。とりあえず、遊んでいるうちに、きっとすば らしい結果が出てくれる、あなたオリジナルなやり方やハーブの使い方がわかる と思います。
そんな意味で、サイトは、『ヘナ遊』って名前がついているんですね。 遊ぶのは、最高の贅沢。まるで、(一昔前までの)幼い子供が草原で、飽きることなく一日中遊んでいたように、そんな最高の贅沢を、やってみましょう!ってな意味合いです。忙しい、忙しい、と何かに追われるかのように毎日を過ごしている皆さんは、ぜひ、ヘナやハーブなどで、最高の贅沢をやってみて欲しいと思います、そう、面倒くさがらずにね・・・。やらぬ先から、面倒なんて、言わないで、とにかくやってみましょう。すると、思い出すんですよ。何かが内側で動き始め、知らず知らずのうちにハーブ遊びに熱中したりして、楽しくなるんです。
『ああ、髪するするのつやつや』
ってね、毎日、髪を触りながら・・・そんなあなたのつぶやきをぜひ聞かせてください。