今頃アレルギー？ヘナライフ一年、最近、ヘナとインディゴの後に耳の所が痒くなり皮がむけて痒い！

Kさんからのお便り：お久しぶりです！ヘナライフももう１年半たち髪もいい感じになっております。が、最近になり耳の所（耳ともみ上げのあいだ？）が痒くなり皮が少しむけました。かさかさして皮がむけ痒いです。へナ、インディゴするときにはきっちりサランラップで保護してますのでかゆみの原因はやはりへナかインディゴのように思います。でも１年半へナを続けてもみ上げが長くなりました（笑）額も産毛が生えてきましたし。いいこともあるのですがここ数ヶ月かゆみが気になります。ヘナをはじめてもうだいぶたつのに今頃アレルギーでしょうか？もう少し様子を見ますがもしアレルギーならへナができない生活はもう無理ですね～。頭皮が痒いならわかるのですが皮膚が痒くなるので困ったものです。頭皮は爽快なのですが。季節の変わり目で体調などにも左右されるのかも知れませんが少し不安に感じお便りしております。前回は耳カバーを使用したのですがやっぱり痒かったです。インディゴの濃度をあげていることが関係あるのかなあ？

答え(まは)：これ、たまにある話なんです。ヘナやハーブのベテランが、たまに、あれれ？と同じヘナ、同じインディゴ、同じハーブで痒みがでたりする・・・

まは： 世間では、やたらアレルギーってのに、過敏になっております。仕方ないですよね・・・アトピーの方がふえていますので、どうしてもアレルギーに過敏になってしまいます。何かして、皮膚が痒くなった、かぶれたというと、心配になってしまうのも、もっともなんです。最近、シカカイはもちろん、ヘナやインディゴでかぶれた、痒くなった、そのほかのハーブでアレルギーになったと、そんなお便りが増えています。そのときに、２つのことが考えられると、まはは思います。

使ったハーブに、薬品が混ざっている？

薬品というのは、体がアレルギー反応を起こします。これは、体の防御作用なんですね。薬品は、体にとって好ましくないものです から、それが肌に触れる、あるいは、もちろん、口に入った場合もですが、それがアレルギー反応を引き起こすことで、受け付けない、体外に緊急に排泄してしまおうとするんだと思います。拒否反応と同時に、皮膚を通じて、アレルギーという形で排泄しているのだと思っています。

ペーストとして売られているヘナにはケミカルがたくさん使われているようです

よくあるのは、ヘナにジアミン系のヘアダイ成分が混ざっていた場合、あるいは、インディゴにも黒いジアミン系のヘアダイ、あるいは、タール系（発ガン物質と言われています）の色素が混ぜられていることもあります。さらには、お手軽にヘナできますと、すでにペーストとして売られていている製品、あるいは、ヘナタトゥーということで、お手軽にヘナ先を切ってすぐにヘナタトゥーができるようになっている製品には、強い染色能力があるケミカルな色素と、パラベンなどの保存料がたくさん混ぜられていることが多いです。これは、西洋で、一時、ヘナタトゥー用としてペーストにして売られている製品に、強いケミカルが配合されていたために、このケミカルで皮膚にアレルギーを起こして、ひどい場合は、薬剤が強すぎて、皮膚が炎症を起こしてしまったという事件があったようです。こうした、薬品に反応している場合が一点、ありえます。

薬品がまったく混ざっていない、ピュアな１００％のヘナやインディゴ、ハーブでも、似たようなアレルギー反応、かぶれ、痒みが一時的に発生することがある

特に多いのは、シカカイです。初めての方が100%純粋なシカカイを使った途端、アレルギー反応を起こして、皮膚が赤味を帯び、痒みが発生する、といったことがあります。また、初めてでなくっても、いままで使っていたのに、突然、ある日、出てきたと・・・・で、また、消えた・・・これ、いろいろなことが考えられるんです。

ヘナやハーブの入手元が大事・・・要はどこのヘナを使っているかってことですけども・・・

まず、基本ですが、もし、ヘナ、インディゴ、シカカイなど、入手先がしっかりしていて・・たとえば、まはの選んでいるハーブ・・・これは間違いがないです。純粋なヘナ、インディゴ、シカカイ、アムラ・・・本当に１００％のものであるとして、じゃ、それでアレルギー反応が最初に出た、あるいは、いままで使っていたのに、途中、あるときに出てきた・・・この場合、こんなことじゃないかな？とまはは考えています。

説明するのが難しいので、こんなお話をしましょう。実は、つい先日、まはもシカカイで、軽い痒みを覚えました。シカカイで洗ったあと、あれ、頭が痒い！いつもは痒くないのに、痒い痒い・・・さて、そのときの状態は、いろいろと忙しくって、足、ちょっとむくんでたんです。座りっぱなしの生活がしばらく続いて、肩がこっていて、血行が悪い、リンパの循環が悪いなーと、足がちょいとむくんでいるなーーと、そんなときに、シカカイが反応しました。頭、頭皮にも毒素が残っている・・・それがむくみでもあるんですが、そのむくみに反応したんだなと、気が付いたんです。

通常、元気のあるときには、腎臓がうまく機能していて、体中の毒素を漉して、排泄していくんですが、疲れてきて、腎臓の機能が低下してくると、これ、体がむくみはじめます。これ、体にとっては困る毒素なんですね。そこに、去毒作用が大変に強いシカカイで、頭皮を洗うと、頭皮に蓄積していた 毒素が吸いだされ、それが痒みとして反応を起こしたのでは？と、まはは想像しているんです。あるいは、別の想像では、ハーブ、自然のものだとしても、毒性はあるかもしれないんですね。私たちが通常、使っているもの、食べているものでも、大なり小なり、自然の毒性が含まれているかもしれない。アクというやつです。通常の体の状態では、こういった自然の毒素はちゃんと浄化して、体外に排泄するような作用がはたらく。だけども、体調が悪いときには、そういった仕組みがうまく働かないために、体が緊急のチャンネルである皮膚から毒素を放出する？アレルギー反応になる？・・・などなど、いろいろと想像できることはあると思います。

言い換えると、もし、使っているハーブが純粋で１００％のものである場合、何らかのアレルギー的な反応が出た場合は、ハーブを疑うのでなく、自分のほうを疑う必要もあると思います。何か、体にとって不都合なことが起こっているために、アレルギー反応のようなものが出ていると・・・。

まはは、シカカイで痒みが出てから、パソコンの前に座りっぱなしの生活を改め、毎日散歩することにしました。歩け、歩け、なんです。歩き始めると、足先が急にあたたかくなってきて、血流があがっていき、同時にむくみが引いていくのがわかりました。そして、次にシカカイを使ったときには、痒みなどは何もありませんでした。

純粋に100%のヘナやハーブでアレルギーなどの症状がでたら、好転反応・・・しばらく様子をみましょう。

Kさんのように、ヘナやハーブ暦１年以上、ハーブ遊びのベテランさんたちなら、様子を見ているってこと、できると思うんです。ちなみに、あとで、Kさんから、こんなお便りもいただいています。

耳の付けねと耳ともみあげの間が皮がむけかぶれた件ですが自然に数週間で完治いたしました。

ほっておけば、自然に治ることがほとんど・・・。ですので、あわてないことなんです。様子を見て、しばらくしていると、なんとなく治ってしまうことが多いです。理由は正直言っちゃうと不明。人間という不思議な肉体に起こっていること、誰にも正確に言い当てることは難しい・・・神のみぞ知るって感じでしょうか・・・。まぁ、様子を見て、それがもし１００％のヘナやハーブだったら、大きな害はないはず・・・だってね、インドで、何千年も使い続けられてきた、使いこなされてきたハーブですから、大きな間違いはないと、そんな気持ちで、様子をみてみましょう。