ヘナについてのいろいろな質問/番外編
植物アレルギー?石鹸入らずの石鹸「ベサンとハーブ」で身体を洗ってみたら
質問:マハさんおすすめの石鹸入らずの石鹸「ベサンとハーブ」で身体を洗ってみたら、(特に顔ですが)首の周り、胸の辺りが、洗い流してから5分ほどして、かゆくて,痒くて・・・。真っ赤になります。この配合は自分には強いのかと、べサンだけで顔を洗ってみたのですが、これでも、目の上とか、ほほの耳の近くとかが同じように5分ほどたつと、痒い痒い。そして赤い。でも、一晩寝ると直っていました。???原因は「べサン」が私に合わないのか?どなたか使われて同じようになってしまったいらっしゃいますか?
穀物アレルギーかもです
ベサン・アレルギーだと思います。レシピを公開するとき、まず、まはの友人、10人にテストしてもらいました。そのうち、9人は、大喜びしてくれ、以来、「これぞまさしく石鹸入らずの無添加天然!石鹸と」を気にいってくれましたが、1人だけ、アレルギーのようなものが出る人がいました。彼女に、このベサンをたべてもらったところ、やっぱり、アレルギーのようなものが出ました。彼女は、実は、大豆もアレルギーなんだそうです。つまり、穀物アレルギーの一種なんだと思います。大豆アレルギー、ミルクのアレルギーなど、いろいろと最近ではアレルギーが多いです。それは、大豆が悪いとか、ミルクが悪いとかいうことでなく、単に植物にアレルギーを起こすことがあるということだと思います。
ベサンは、もともと、インドの家庭で、使用されている豆類です。これを、インドでは、昔より、体の洗浄にも使ってきました。日本では、小豆の粉を使用してもいるようですが、豆には、肌に必要なレシチンやら、いろいろな栄養があり、肌から、吸収することで、お肌によく、また、余分な脂分も落ちるんですね。ところが、最近、特に増えたようですが、この大豆や、ベサン、豆類にアレルギーを起こすことが多いらしいです。大豆は大丈夫でも、ベサンはだめとか、種類による相性もあるそうです。
シカカイや小豆の粉はいかがでしょう?
シカカイは素晴らしく、髪を滑らかにしてくれる、不思議なハーブですが、実は、お肌にも使えるんだそうで、まはは早速試したところ、これがなかなか、いいんです。ハーブの世界は、ある意味、奥が深く!?、マハによいからと言って、全員が同じようによいと感じれない場合が、ありますので、あなたにもこれがあっているかどうかは、試してもらわないとわからないですが、少なくとも、マハには、シカカイはベサンとは違ったよさがありました。シカカイで、身体を洗うと、乾燥している肌に潤いが出る。インドはかなり乾燥していて、ほっておくと皮膚が乾燥でぱりぱりになったりします。こんな気候で石鹸を使いつづけていたら、もう、皮膚ぱりぱりです。昔、いろいろと石鹸試したんですけどね、インド暮らしが長いと、乾燥がひどくなると、顔や肌が割れてくることもあって、だから、いままではひたすらオイルを塗って「ごまかし」ていたんですけど、ほんとうは乾燥で肌自体に潤いがなくなっていたんだと思います。ところが、このシカカイを石鹸代わりにして使うようになってから、肌がパリパリにならない・・・。皮膚に水分を戻してくれるような、そんな作用があるようです。
穀物で身体を洗うというのは、別にインドだけではなかったようです。日本でも、昔、石鹸などがないころは、小豆の粉で身体を洗っていました。日本の文化史を勉強している大学生の方に教えていただいたのですが、小豆の粉も試されたらどうでしょう?ただ、小豆の粉は、ベサンほどは、よくなかったんです(マハには)。これも、植物との相性があると思います。小豆の粉が一番よいですという方もきっといらっしゃると思います。ひとつの方法が全員によいとはいえないところが自然の素材の面白いところじゃないかと思います。だから、マハはレシピなどを公開するとき、試してみてね!としか、言えません。