ヘナと抜群の相性カモミールオイルと染まりの関係

ヘナ+カモミールオイルはおすすめ。とにかく最高。ただ、気になるのが、カモミールを混ぜるとヘナの色が薄くなるという情報があった。また、女性に人気のあるハイビスカスには髪に潤いを与え、人によってはヘナのトリートメント作用を向上させるが、このハイビスカスでヘナの赤味が増すという情報があったので、今回、ヘナにカモミール、ヘナにハイビスカスを混ぜて染毛に与える影響を実験で確認してみることにした。
実験方法の説明

今回は、収穫したてのマハラニヘナを溶かし、2時間寝かせた後、実験をしました。
Aは、素ヘナ。混ぜ物一切なしで、ヤギ毛を1時間着け置く。
Bは、おおよそ10gのヘナに、なんと20滴ものカモミールオイルを投入したものにヤギ毛を1時間着け置く。ペーストがわずかに薄くなっているようにもみえる。
Cは、おおよそ10gのヘナに5gのハイビスカス花粉末を投入したものにヤギ毛を1時間着け置く。ハイビスカスは赤い花びら。そのまま溶かすと赤褐色になるため、ペーストの色も赤味を帯びている。
ペーストの外見からすると、カモミールはヘナを薄くし、ハイビスカスは赤っぽく染めると、そんな予想が立ちそうなペーストの色だったが、実際にヤギ毛を洗い流してみると、意外な結果だった。
結果:カモミールはわずかに染まりを濃くし、ハイビスカスは染まりを薄くする

Aの素ヘナと、Bのカモミール油入りの違いはわずか。よーく見ていると、なるほどと、カモミール入りのほうがわずかに濃い気がする。これ、気がする程度で、気のせいじゃないかといわれたら、そうかもしれないと思えてしまう程度だが、Cのハイビスカス入りは間違いなく色が薄い。これはハイビスカスにはビタミンCが多く含まれ、酸はヘナの色素を破壊するからではないかと考えられる。レモンを多く混ぜると、同様に色が薄くなる。
- 参考記事
- レモンとヘナの関係
ヘナの染毛力を弱めるためには、髪に潤いを与えるハイビスカスやレモンなどを多く混ぜる
ヘナは油分には強いが、酸には弱い。多少は問題ないが、ハイビスカスやレモン、アムラなどの酸類多く混ぜると確実に染毛力が落ちて、赤オレンジ系の染まりがオレンジ系の染まりに落ちる。これは、ヘナであまり染めたくない場合は、ハイビスカスヘナなど、ハイビスカスやアムラを大目に配合すればいいのかもしれない。
せっかくなので、カモミールヘナをしてみたところ、そのあまりにもの素晴らしさに感動 …心地よい眠りがやってくる。カモミールとヘナの相性は抜群
実験が終わって、残ったヘナを使ってカモミールヘナしてみたところ、愕然とした。 使用したのはインド産カモミールオイル。その使用感のよさ、リラックスし、目がとろんとしてくるほど、強い眠気がやってくる。目を開けているのが辛いくらいの眠気。このカモミールヘナは夜などにすると、かなり深い眠りを誘うはずだ。ヘナとカモミールでダブルでリラックス作用。カモミールは実にヘナに相性がいいオイルということで、カモミールヘナに開眼してしまった。
鮮度の高く匂いがマイルドなマハラニ・ヘナにカモミールで、ヘナの匂いがほぼ無臭へ………
マハラニ・ヘナは鮮度が高いため、ヘナ特有の匂いがまだマイルドで、さほど強く感じることができない。そこへ、カモミールオイルを落とすことでヘナをしている最中、ほとんど匂いというものを強く感じることができなかた。驚きは、髪を洗い流した後、、、あれ?全然匂わない。。。。試しにカモミールヘナした後、髪が乾いてから、人に頭をかいでもらったら、ほんのりカモミールに匂いがするだけだという。数日してみて、頭のチェックをしてみたが、ほぼ、何の匂いもしない状況だ。これはいかに。。。匂いの点では、マハラニ・ヘナにカモミールは最高の組合せかもしれない。
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