その歴史云万年?!インド古式冷搾ごま油 アーユルヴェーダ医師ニキル先生が語る黒ごま油の素晴らしさ
こちらが昔ながらのごま油の製造方法・・・牛黒!
こちらが昔ながらのごま油の、現代版製造方法。ちなみに撮影時は白ごまを挽いていました。だから白っぽく見える、当然ながら・・・。すり鉢上の円盤がゆっくりと回っていく。それは牛がまわしていくような、そんなのろさだ。
サミーラさん(写真左です、もちろん!)の隣にりりしくしているのがごま職人のおじさん。でもね、もう何十年もごまをこうして挽いていると、顔もこんなに色艶がいいのかな?なんと65歳にして、この若さ・・・ごま恐るべし。
アーユルヴェーダ医師ニキル氏は写真の左です。右じゃないですよ!右は類人猿こと、まは猿でございます。ごま油屋の店先にて。
インドでも大変に珍しい古式冷搾でごま油を絞っているお店見学にいったら、ごま油を長年研究しているというニキル先生に出くわした。彼は町でアーユルヴェーダ医院を開業する傍ら、ほんもののごま油の普及に努め、また、インド伝統の瞑想方法「ビッパサナ」を教えているという。
アーユルヴェーダが伝える三つの薬・・・ごま油、ギー、蜂蜜
ニキル先生:アーユルヴェーダの経典には、最も基本となる薬として、ごま油、蜂蜜、ギーがあります。この三つは、私たちの健康のために欠かせない薬としアーユルヴェーダでは最重要視されています。ワタのバランスのためにごま油、ピッタにはギー、カパには蜂蜜が素晴らしい薬となります。この三つを適宜薬として毎日の食事に取り入れることで人は健康に、その生をまっとうすることができます。
10キロのごまを1時間半回して3.8キロのごま油が採れる
すり鉢状の木臼自体がぐるぐると回る。すり鉢の一辺に大きな木棒が取り付けられて、臼が回転すると、木棒と臼の間でごま油が潰され、1時間もすると泡が出始める。お店を見学している間も、木臼はひたすらのんびりと回りつづけていた・・・職人っぽいけど、まぁ、たいした仕事とも思えないけども、でも、ひたすら、臼の様子を見ながら、ごまがいい具合に挽けるように作業をしているおじさんが黙々とごまを見つめている。昔なら、牛がぐるぐると回りつづけていたのだろう。そんなんでこんなんで、現代では、1時間半で、たったの3.8キロ程度のごま油が挽ける・・・ううう、ありがたすぎる。
木臼と木棒が熱をほとんど発生させず、すばらしいごま油が搾り取られる
ごま油を投入してから、およそ1時間くらいたつと、泡ぶくを立てながらごま油が分離してくる。
ニキル先生:現代のごま油の絞り方は、金属製の臼一騎に圧搾しながら絞るため、一度に大量の油が絞れます。もちろん、10Kから、搾り取れる油もおおいです。でも、この方法だと、その摩擦熱でせっかくのゴマのよい成分が破壊されてしまいます。本来は、木臼と木棒でゆっくりと時間をかけて絞りとる、こんな良質な油を少量使用するほうがよいのです。この方法は、アーユルヴェーダの歴史で、最初に使われたごま油が絞られたのとほぼ同じごま油と言えるでしょう。
古式冷搾ごま油は塗るだけでどんどんと体に浸透する
ニキル先生:カルシウム、鉄・・さらに、多くの栄養素が含まれる薬、黒ゴマ油で定期的に頭皮マッサージ、お肌のマッサージを行うことは、体の健康にすばらしいですよ。もちろん、毎日の食事に良質の白ごま油を使用する、これはオススメしたいです。
- インド古式冷搾ゴマ油は
- マハラジャロード・ティルテェル(インド古式冷搾ゴマ油)
ヘナ遊トップ<アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダ・オイル
アーユルヴェーダ講座「オイルの使い方<動画>」
アーユルヴェーダ薬草オイルセミナー:決定版!日本で手にはいる薬草オイルの使い方
本格的アーユルヴェーダヘアオイル・アタルバヘアオイル
本格的アーユルヴェーダ・ヘアオイルの使い方について
究極のヘッドマッサージオイル誕生アタルバ・ヘッドマッサージオイル
お便り:オイルで頭皮マッサージをしたら朝起きると体が軽く、びっくり
アーユルヴェーダなオイル・インド古式冷搾ゴマ油
アーユルヴェーダを支えた冷搾の伝統技術がいまもなお・・頭皮マッサージに、スキンケアに大活躍!
愛称『牛黒』オイル。理由はつい最近まで、牛が実際に挽いていた黒ゴマ油だから・・・。アーユルヴェーダではごま油が基本。ごまは抗酸化作用が強くミネラル分が豊富だから、なくてはならないオイル。アーユルヴェーダ医師ニキル先生がなぜ、冷搾の黒ゴマ油なのかを語ってくれた。
その歴史云万年!インド古式冷搾ごま油
アーユルヴェーダ医師ニキル先生が語る・黒ごま油の素晴らしさ
あえて漉さないから、不透明・・これが冷搾のごま油
アーユルヴェーダとゴマ油
動画! これが本物のココナッツオイル……インド古式冷搾ココナッツ油冷搾の実況中継
ここにも中国産!インド・ゴマ油事情
ゴマ油の危機…良質なゴマ油のために、自分でゴマを挽くしかない
インドでゴマの無農薬栽培中!