ヘナの産地

ヘナの産地ソジャットでのヘナシーズンがほぼ終わり、製造も終わりへ…

2014年1月29日ヘナの産地からレポート

ヘナ畑……一見、丸裸にも見えなくない

1月終わりのヘナ畑……一見、丸裸にも見えなくない

この時期、ヘナ畑にいくと、まるで緑っぽくもない。どちらかというと、ぱっと見、土色で丸裸に見えるが、接近してみると、ちゃんとヘナの葉が出始めている!

昨年の11月後半から、1月の末まで、続いていたヘナ製造プロセスがほぼ終了。ヘナ畑にいってみると、丸裸になったヘナ畑のように見えるが、実は、すでに葉が今シーズン三度めの生育期を迎えていた。。。

ちゃんとヘナの葉が出始めている!

この時期、ヘナ畑にいくと、まるで緑っぽくもない。どちらかというと、ぱっと見、土色で丸裸に見えるが、接近してみると、ちゃんとヘナの葉が出始めている!

ヘナ畑

ここの畑は、ずっと観察してきたが、9月に一度、収穫され、これが、雨期明けの最初の収穫ということで、第一収穫、さらにその後、雨が降ったので、大きく成長し12月頃に雨季後の二回目の収穫、つまり、第二収穫がされている。その後に、再度、芽を出して、葉を伸ばしている。それが今日、2014年1月29日の状態。

ヘナの葉

このまま成長すると、3月頃には、雨季後の三度目の収穫、第三収穫があるかもしれない。ただ、第三収穫、第二収穫は品質が劣る。本来のヘナ、高品質のヘナは、雨期明けに最初に収穫されるヘナの葉、第一収穫のものだけを言う。色素量が違えば、トリートメント力も違う。

だから、第一収穫のヘナの葉を買い付けるには、雨季明け、ヘナの刈り取りシーズンが始まる10月頃に、現地ヘナの産地であるソジャットで張っていなくてはならない。まさに、ヘナ収穫のピークを迎える頃に、ヘナの葉を買い付ける。ところが刈り取りのシーズンが終わり、第二収穫のヘナの葉が出てくると、農民は第一収穫のヘナの葉に第二収穫のヘナの葉を混ぜて出してくる。ヘタをすると、そうした混ぜ物を高値でつかまされてしまう。ある意味、ヘナ農民は強欲だ。だから、まははシーズン過ぎに買い付けることは一切しない。



ヘナ産地情報

ヘナ石臼挽き
ヘナ遊