2013/6/27
石鹸やシャンプーで髪を洗わないと不潔になってしまうという思い込みを「現代の迷信」と呼ぶ
お便り: 夕べ(髪の)お湯洗いを試してみました。 ハーブを始めて使ったときよりお湯洗いのほうが抵抗がありました。 正直お湯洗いをする前は毎日ココナッツオイルを頭に塗っているし、 お湯では洗いあがった時にベタベタするんじゃないかとか、 髪を拭いたときにタオルが汚れるんじゃないかと思っていたのですが、 綺麗になりました。ビックリです。 あのオイルは肌が吸収したのかバクテリアが食べてくれたのかはわからないですが、 毎日頭皮に油を使っているとは思えない洗い上がり感でした。 食器はお湯で洗っても油がおちないのに頭皮はお湯でおちるもんなんですね。 まだ一回しかやっていないのでこれが自分の体に本当に合うかはわからないですが、 なるべくこの習慣を続けてみます。
現代人は「髪を石鹸やシャンプーで洗わなくては不潔になってしまう」という妄想に取り付かれてしまっているのです。
石鹸やシャンプーで髪を洗わないと不潔になってしまうとういのは事実ではありません。 いえ、正確には、石鹸やシャンプー(市販のもの、石鹸シャンプーも含む)を使い続ける限りにおいては「事実」と言い換えることができる、つまり、条件付きの事実なのです。 でも、石鹸やシャンプーを使わない人、たとえばまはのような人には、まるで理にかなっていない思い込みなんです。
「髪は石鹸やシャンプーで洗うべきもの」という、思い込み
子供の頃から、親やテレビや、いろいろな影響で、そういう固定観念ができあがってしまったため、 抜け出すことができなくなっている。最初の最初から、石鹸やシャンプーで毎日髪を洗ってきた、、、小さい頃から、そういう間違った習慣を植え付けられてしまったために、それで髪を洗わないと髪や頭皮が不潔になってしまうという、悪循環に陥っている、それが現実です。
一旦、この固定観念を解き放ってやる必要がある。
でも、それには、ちょっとした勇気が必要なんです。
小さい子供の頃から、やさしいお母さんの手で、頭にシャンプーハットをかぶせてもらい、あらいまちゅよーーーと、洗脳されてきたわけですから、それは母から子への、根深い習慣になってしまっているわけですからね、簡単なことじゃありません、石鹸やシャンプーをやめるっていうのは。。。
しかも、やめた途端に、普通は、頭皮が痒くなったり、フケが出たり、臭くなったり、我慢ができなくなる。
農業に例えると、石鹸やシャンプー類は農薬、現代人は髪と頭皮を、毎日、農薬で消毒している!
頭が痒い!頭が臭い!フケが出る!これは、頭皮と髪に雑菌が繁殖しているのです。わかりやすく話を農業に例えてみましょう。 田畑=頭皮とすると、野菜=髪となり、現代農法では野菜= 髪に農薬=石鹸類を使って消毒し、害虫=雑菌を除去するんです。でも、農薬=石鹸類を使い続けていたのを、突如やめると、しばらく害虫=雑菌が大発生してしまい、とても我慢できない状態になる。だから、普通は、農薬=石鹸類を使い続けるしかない、、、
無農薬=無石鹸・無シャンプーに移行するために、上手に自然のもの(ハーブ)を、たとえばヘナを使うんです。
自然のもの、その一つがヘナであり、さらには洗髪ハーブでもあるわけなんです。シカカイなどの洗髪ハーブはちょっと強すぎて、植物アレルギーがでてたまに使えない人がいますが、ヘナはアレルギーになる人が極めて少ないので、ヘナは使える……、アレルギーがあってもなくても、農薬=石鹸類を使った土地=頭皮には、最初は、まずヘナをしてやるのがおすすめ。
ヘナすることで、毛穴まですっきり綺麗に掃除になるので、脱・石鹸シャンプーには最適
石鹸や石鹸シャンプーを長年使うと、石鹸カスなどが頭皮や髪にからみつく、そういう場合に、脱石鹸シャンプーするには、ヘナが最適。 ヘナのいいところは、ヘナを練って、頭皮や髪に刷り込むように小一時間ほど塗っておくことで髪や毛穴に浸透して綺麗にしてくれる……石鹸カスも取り除いてくれるんですね。 しかも、ヘナには、高い抗菌作用がある。だから、普通は、ヘナしたら、1週間くらいはお湯洗いですら不要になってしまう。 ヘナ使い初めから、途端に脱石鹸シャンプー、あるいは脱洗髪できるわけではありませんが、続けていくうちにじょじょに改善していく……ヘナの抗菌作用があるので、脱農薬=脱石鹸シャンプーには、かなり有効なんです。
ハーブシャンプー香る髪シリーズ
現代の迷信・石鹸神話「石鹸や石鹸シャンプーは本当によいもの?」