ヘナで白髪がしっかり染まらない
質問: 白髪をヘナで染めてみました。でも、しっかり染まらないので、化学染料入りのしっかり染まるヘナを使ったほうがいいのでしょうか?
ヘアダイ入りのヘナ=ヘナではない
化学染料入りのしっかり染まるヘナは、ヘナというよりも、どちらかというとヘアダイと呼んだほうがいいものだと思いますヘアダイを配合することで、ヘアダイになってしまった製品だと思います。
ヘナで頭皮がかぶれました!とか、ネットで購入したヘナで髪がボロボロになってしまいましたとか、こんなお便りをたまにいただくことがあります。で、どんなヘナを使ったか、調べてもらったりすると、ヘアダイ成分配合のヘナで、水に溶かしてからすぐに塗り、30分で洗い流しますと、いう注意書きがあるにもかかわらず、ヘアダイ入りのヘナを長時間、髪に塗ったままにしてしまったりする。。。ヘアダイ入りのヘナ=ほとんどへアダイですので、長時間、髪に塗ったままにすると、危険なんですね。どなたも、ヘアダイを髪に塗ったまま、何時間も放置することはしないと思います。それと同じ発想で、ヘアダイ入りのヘナ=ヘアダイということで、注意書きに書かれている通り、30分で洗い流すことが大切で、でないと髪と地肌をいためてしまいます。ヘアダイ入りのヘナ=ヘナではないので、要注意してください。
白髪をヘナで染めてみました。でも、しっかり染まらない
ヘナで白髪は、最初のうちはオレンジっぽくにしか染まりません。ヘナを繰り返していくと、白髪が赤っぽく、あるいは赤茶っぽく染まるようになります。天然の植物の葉っぱを粉にしただけのものであるヘナに、ヘアダイのような染毛効果を期待することは無理なのです。
ヘナで白髪はオレンジっぽくにしか染まらないが、インディゴ(木藍)を使用すると暗めに落ち着いた染まりになる
ヘナだけでは、白髪がオレンジや赤っぽくにしか染まらないのですが、ヘナの後に、インディゴなどで後染め、二度染め、重ね染めすると、暗めに、自然に仕上がることがほとんどです。ですので、ヘナで白髪が染まらない(オレンジっぽくにしか染まらない!)という方には、じゃ、ヘナの後に、インディゴで重ねて染めたらいかがでしょう?とお伝えしています。
- 参考記事
- ヘナ白髪染め後にインディゴで後染め
ヘナリングQ&A
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