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白髪予防……髪を黒くし、安眠を誘う薬草マカ/ブリンガラジ

白髪予防……髪を黒くし、安眠を誘う薬草マカ/ブリンガラジ

髪を黒くするハーブとされる、白髪予防、抜け毛予防の定番ハーブ、マカ(ブリンガラジ)。

マカブリンガラジというハーブはとても小さく、ほとんど雑草。その小さくも愛らしい花を見ていると、山椒は小さいながらもピリリと辛い、という諺を思い出してしまう。このハーブは、小さいながらも、頭皮を活性化して、よく効くと、きっとそんな感じなのではないかと、思ってしまう。マカブリンガラジは、育毛系アーユルヴェーダオイルなどに配合されいるが、それは、昔から、このハーブが、髪を黒くすると、白髪を予防するからだと、そういう性質が、この小さいかわいい花を咲かす薬草にあるためだ。

ブリンガラジの意味は、「黒くするもの」という意味

インドの八百屋にいくと、「ブリンジョル」という野菜がある。これは、真っ黒な色をしちえるナスのこと。ナスは、ブリンガという真っ黒の虫からブリンジョルとう、真っ黒の虫のような色をしている野菜で、ブリンジョルとなっているそうだ。で、髪を真っ黒にするものという意味が、ブリンガラジ。その名前そのものが、そのハーブの性質を現しているのが、この薬草。つまり、白髪を予防し、髪を黒くするハーブが、このブリンガラジなのです。

マカに含まれる一種のアルカロイド成分には染色作用があり、安眠の性質

「マカに含まれる一種のアルカロイド成分には染色作用があり、また、髪の成長を助ける作用がある。かつては、刺青を施した後、刺青の色の定着を助けるためにマカの生葉が刺青の表面に刷り込まれた。マカには、また、安眠の性質がある。」<ドクタージェインのハーブブックより>

白髪予防……髪を黒くし、安眠を誘う薬草マカ/ブリンガラジ

マカブリンガラジは、小さい小さい植物。ぱっと見、雑草にしか見えないが、よーく見ると愛らしい小さな花を咲かせている。

マカ/ブリンガラジ

花が咲くと、花が散り、そこに種ができる。その種も小さい小さい……とても小さい。指先くらいの花が散ると、そこには小さな無数の種があり、これがあたりに散ると、そこからまた新しいマカが生えてくる。高さはわずか、十センチ程度。よーく見ないと、ほとんど雑草にしか見えない。足で踏んでしまいそうな、低い高さにしかならない。

湿気を好むマカは、ジャングルの下草として、野生のものが使用される

湿気のある、うっそうとした森林の下草として、マカブリンガラジは自生しており、野生のものもよく使用される。アーユルヴェーダと野生はきっても切り離せない関係にあり、薬草のなかには、自生しているものが使用されることも少なくない。ただし、最近は環境破壊が進み、かつてのように薬草が簡単には手に入りにくくなっているのも事実。そのため、貴重なハーブの栽培もさかんに行われるようになっている。アーユルヴェーダにおいては、薬草の知識はとても大切で、アーユルヴェーダにとっては雑草はなく、ほとんどの草木にはなんらかの効能がある。それをいいかえれば、マカブリンガラジは、それを知らない人にとっては雑草にしか見えないに違いない。

マカブリンガラジが配合されている製品
ヘナシカ洗髪粉(アートビーング・ヘナとインドハーブ)
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