これがマイベストヘナ!石臼挽き後のヘナの染まり具合
2013年1月19日ヘナの産地からレポート
よいヘナは染めた後、色の深まり度合いがよい!
これがマイベストヘナ、石臼挽き後のヘナの染まり具合

ヘナの、本当の良し悪しというのは、ヘナで染めた直後ではわからない。 ここが難しいところ。ヘナの見極めを行う際、白髪束で染めてみて、確認を行って、それで買い付けたいところなんだが、実際には、それだけではうまくいかない。理由は、ヘナの、本当の良し悪しは、ヘナで染めた直後ではわからず、本当によいヘナとういのは、染めた後、3~4日しないとわからない。
ヘナで染めた後、数日~10日経過して、色がどこまで深まるか、これがよいヘナの見極めである

ヘナの色の深まりを、わかりやすくしたのが上の図。ヘナの染毛には、実は酸化プロセスがある。空気に触れて酸化することで、ヘナ特有の赤オレンジ色発色が、赤銅色に色を深めてくる。これがヘナの醍醐味なのだ。
ヘアダイなど、薬品の染めは、染めた直後と、1週間後とでは、ここまで違わないと思う。ところが、ヘナなど、自然染めは酸化によって色に変化が出てくる。
ヘナの葉の買い付けには、産地情報と勘が欠かせない
色の深まりがよいヘナを見つけるためには、産地情報、これを欠かすことができない。ソジャットには、この色の深まりがよい産地がある。その産地のヘナのなかから、さらに、経験、勘で、良し悪しを見極める。これが、ヘナの葉の目利きの基本。
メンディアート(皮膚にヘナで模様を描く)には、良質なヘナが必須
特に、メンディアート(皮膚にヘナで模様を描く)をやられる皆さんには、よいヘナ、色が深まってくる良質なヘナは欠かすことができない。

どうです?メンディアートで、皮膚上で、ヘナがしっかりと褐色に色が発色していますね。
- マハラニヘナ石臼挽き