マハラニヘナ石臼挽きは文字通り最高
2013年3月7日ヘナの産地にて
Sさんからのお便り: 2012年収穫・マハラニヘナ石臼挽きは「気品のあるヘナ」……春めいて暖かくなって来たので、ヘナをすることにしました。いままでお風呂場合が寒くて、つい後回し。久しぶりに新しい届けたてのヘナを開封すると、若草色というか、若葉色の新鮮なヘナでした。石臼挽きですが、練ってみると、フワッ、モチッと軽い滑らかな溶け具合。同じ分量でも、今までより軽く伸びがよい感じです。気品あるヘナ。。 頭に載せると少し緩む感じ。春だからかな。4時間置いて、仕上がりはしっかり色が入っていい感じ。 髪も思いの外しっとりです。ヘナも進化しています。今までの中で、最高のヘナと認めざるを得ません。確かに違います。
そうそう、ふわっとした感じ……それが新しいヘナのヌメリ成分。
まは:Sさん、お便り、どうもありがとう!そう、その「フワッ」という形容が正しいですね。本当にふわっとしているから。「フワッ、モチッと軽い滑らかな溶け具合」という説明はあたっていますね。これが、新しいうちにはある。この新しさが、どれくらいもつのかは不明ですが、これがあるうちは、まだ新しい!新しさ、鮮度を保つために真空パックにしてもらっているんです。
まは:実は、Sさんは、たぶん20年近いヘナユーザー。ヘナに関していえば、まはよりも先輩。その彼女のコメントは重いのです。彼女が 「頭に載せると少し緩む感じ」といっていますが、これも新しいヘナのよさ。ヘナそのものの作用として、「緩める」、「リラックスさせる」という作用があるからなんです。まはは、ヘナは白髪を染めるためだけじゃありませんよと、ヘナにはプラスアルファ、おまけのようなものがあって、ヘナを続けていくと、そのおまけのほうが目的になってきますよと……そう、その一つのおまけが、リラックス作用。ヘナを頭にのっけながら、「あ~あ、、、緩むなぁ~」と、そんな一言が出たら、最高のヘナということなんです。
マハラニヘナ石臼挽きを接写……実に美しいヘナ
拡大写真のところどころに、ヘナの葉をひきちぎったような塊、さらに、棒状の繊維質(葉の内部の葉脈部分は挽ききれず繊維質として残る)が散見される。これが石臼挽きの特徴。高速粉末化装置で強い力で粉末にしていないため、粒子がやや大きめになる。石臼をゆっくりとまわして低温で挽く場合、木目細かな粉末を期待するべくもないが、利点は石臼が高温にさらされていないため、ヘナのもつ性質がそのままに残されている。アーユルヴェーダではヘナは石臼で挽くとの記載がありるとアーユルヴェーダの先生が教えてくれたが、石臼で低温で挽くことで、ヘナの薬効が破壊されることがない。
何が最高なのか?その具体的な理由
まはは、自分がかかわったヘナに「最高級」といった表現を抽象的に使いたくない。 でも、「具体的に」何が最高なのか、は、たくさん言いたい。 たとえば……
ヘナ石臼挽きは香りが最高
収穫後、粉末化して、あまり間を空けることなく真空パックしている。 だから、開封したときに、鮮度がよい香りがしてくれる。石臼挽きのヘナの香りを皆さんに楽しんでもらいたい。
ヘナ石臼挽きはヌメリが最高
鮮度がよいと、ヘナの葉液が染み出してきて、それがヌメリの感触として手や頭皮で感じることができる、このヌメリは一種独特の心地よい感覚を与えてくれる。ヘナは新しいうちはヌメリが強く、ヘナ本来が持つ粘りに鮮度がある場合は+ヌメリという感じだ。
ヘナ石臼挽きは染まりが最高!
まず、知っておくべきことは、ヘナに含有される色素、ローソニア色素は高温に弱いという事実……どの程度の高温に弱いかというと、100度近い高温ではかなり色素が破壊されてしまう。ヘナを熱湯で溶かしたら、色素がかなり減退する。ところが50度~60度では、ヘナの色素はまったく減退しないことがわかっている。そのことをまず理解しておく必要がある。
さて、ヘナを、 高速機械粉末化装置で粉末にする場合、ヘナは瞬間だが200度近い高温にさらされる。石臼挽きでは、石臼がゆっくり回転するだけだから、50度~60度にしか過熱されない。だから、ヘナ石臼挽きでは、ヘナの葉が低温で石臼挽きされるために、ヘナの色素がまったく破壊されずに、ヘナの色素が保たれる。
石臼挽きに使用するヘナの葉は、2012年産の場合は、まはがヘナの産地にて2ヶ月目利きをした結果として、選定したマイベストヘナ。染毛力が高いことを確認している。そのヘナの葉を、高温にさらさない低温石臼挽きで粉にしているから、染まりがいいのは当然といえば当然なのだ。
「あ~ぁ緩むなぁ~」と、ヘナ石臼挽きは使用感が最高!
そして、コレ……ヘナの薬効、リラックス効果。よいヘナを頭にのっけていると、「あ~ぁ、、、いいなぁ~」と、、、、この一言が出たら、最高のヘナなんです。
- マハラニヘナ石臼挽き