髪を洗いすぎると乾燥・爆発・ちりちり感がひどくなる

質問：昨年の8月にハーブシャンプー香る髪、ヘナ、アタルバ・ヘアオイルを購入し、ハーブシャンプーを続けています。

ハーブシャンプーに変えてからつるつる感を覚え、癖毛・剛毛・多い・太い髪の私が調子に乗ってロングだった髪を顎くらいのボブに切りました。ですが、冬の間、何度か美容院でカットしてもらう間に梳き過ぎたみたいで、広がったら収まらない状態になってしまいました・・・痛んだところは無くなったので、とりあえずカットはしばらくお休みしたいところです。

ケミカルなヘアケア剤は使ってはいないものの、乾燥・爆発・ちりちり感がひどいので、洗髪の回数を減らして様子を見ています。ぜひご指南頂きたく、よろしくお願いいたします。

髪を洗いすぎると、乾燥・爆発・ちりちり感がひどくなる

まは： 症状だけからすると、髪の洗いすぎによる髪の油切れ、といった感じです。 適度で、良質なオイルは補っておられるのでしょうか？ アタルバのヘアオイルをお使いとのことですが、昨年８月だから、もう切れちゃってるのでは？ 逆にいうと、洗いすぎになってる可能性はないのでしょうか？ 実は、最高のオイルは自己分泌ヘアオイルです。 それが落ちると、いまのような、「乾燥・爆発・ちりちり感がひどい」といった症状になります。 ハーブであっても、頻繁に洗うと、同様の症状に陥ります。 お湯洗いだって、毎日しつこくやると洗いすぎになって、髪が不調になります。

毎日とか、隔日の洗髪は、これは実は髪の洗いすぎである

まは：洗いすぎになっているということはないです？洗いすぎて、自分のよいヘアオイルが落ちちゃってる？ どうなんでしょうか？どれくらいで髪を洗っていますか？ヘナやハーブが半年にもなると、一般的には、特殊な事情がない限り、週２度でも、洗いすぎになっちゃうくらい（本当は週１回でも多いかもといった感じ）ですので、洗髪頻度をおしえてください。

お便り：まはさんのおっしゃる通り、洗髪の回数が多かったのでは・・・と思い、 メールを出した日から洗髪をかゆみを感じるまでしないでおこうと決め、試みています。 今までは思い込みで、義務的に１日おきにハーブシャンプーしてました。 夜にシャンプーするので、就寝前にドライヤーもガンガン使ってました。 あれからは洗髪はヘナの時のみになります。 １週間に１回しか洗っていないことになります。 でも不思議と痒くないのです。髪が多くてなかなか乾かない私にとっては嬉しい限りです。

ヘナやハーブだけを使ってヘアケアを続けていくと、自然と、頻繁に髪を洗う必要がなくなっていく

まは：結果から見ると、どうも洗いすぎだったように思います。 大事な点は、ヘナやハーブだけを使ってヘアケアを続けていくと、、、、、 ヘナやハーブだけで、ということろがミソなんですが、 すると、一般的には、じょじょに髪を洗う必要性が減ってくるんです。 去年の８月から使用されている、つまり、すでに半年を経過しているので、普通は頭皮が正常化してきて、そんなに髪を洗う必要がなくなってきていたはずなんです。

まは： にもかかわらず、人には習慣がある。義務というか、習慣ですね、いままで、ずっとそうしてきていたから、それをヘナやハーブシャンプーにしても、続けてきたのですが、実は、それによって、今度は洗いすぎが発生してしまった。 静電気などが発生する場合は、特に洗いすぎ症状ですし、髪が膨らんでくる場合も、洗いすぎ症状です。

ヘナやハーブなやり方は、最低限のヘアケアで最高の仕上がりを目指している

まは： だから、いつも皆さんにお伝えしているのですが……ケミカルなものを使わないでケアしていくと、ヘナやハーブなどだけでケアしていくと……実際は、ヘナやハーブさえ使わなくてもいいです、お湯洗いだけでもいいです。 ただ、いままでケミカルなシャンプーを使っていたり、石鹸シャンプーや石鹸を使っていた人が、突如、お湯だけにしていくと、結構な期間、不快な思いを体験します。頭がむずがゆかったり、するのは、とても不快です。 ところがヘナやハーブを使ってケアしてやりますと、頭皮や髪に不快な思いをすることなく、じょじょに移行していける…………どこに移行していけるのか、、、どこに向かっているのか……最低限のヘアケアで最高の仕上がり ということになります。

まは： 早い話が、髪は１週間そこらは洗わなくても、痒くもならない、臭くもならない、、、一週間くらいは髪を洗わなくても普通に快適に過ごせる、、、そして、あらら不思議、いままで癖毛かと思っていたのに、なんだか、あまり癖が気にならなくなってくる、髪が膨らみにくくなってくる、、、これなら、ストレートパーマしなくてもいいかなと思えるようになってくるのです。

すべては間違ったヘアケアから始まった

まは： もう一度繰り返しますと…… 正常な状態では、一週間くらいは髪を洗わなくても、普通に快適に過ごせます。 頭皮が正常な状態では、お湯洗いですら、あまりしなくても、痒くなることも臭くなることもありません。 これが普通なんです。

まは： ところが、 間違ったヘアケアのため、毎日洗髪する必要が出てしまった 間違ったヘアケアを続けているので、癖が強調される、癖が強くなってくる ということだったのです。

まは： じゃ、いまの状態ななんなのか？ 間違ったヘアケア、思い込みのヘアケアのおかげで、ほとんどの人が頭皮に異常が発生している と、そういうことなんです。これが事実……とまで、まはは言い切ってしまいます。

まは： 間違ったヘアケアとは、合成シャンプー、ヘアダイ、パーマ液など、薬品などを多用するヘアケアです。 これらを使いはじめると、頭皮が臭くなりやすく、痒くなりやすく、フケがでやすくなるので、毎日、髪を洗う必要がでてくるばかりか、癖がひどくなってしまって、困ってしまうのです。

洗いすぎになると、頭皮と髪から頭皮と髪に必要な油分が落ちてしまう……それで髪の調子が悪く、不潔になりやすくなり、癖毛がひどくなる。

まは：髪に適量のオイル、、、これは重要です。 自己の最高のヘアオイルも含めて、どの程度、自分の髪と頭皮に油分があるかが決めてです。油が切れているなと思ったら、必ず補ってやる、これがヘアケアの基本です。なにしろ、お湯洗いだって、しすぎると、髪や頭皮から油分が落ちすぎてしまう。

まは：油が落ちすぎると、どうなるか、髪が膨らんで、ばさばさしてくる、 髪の癖が強くなってくる。それだけでなく、髪と頭皮が不潔にやりやすくなります。

まは： ただ、 ヘナやハーブといえども、はじめたばかりのころは、ついつい洗いすぎになったりします。 移行期間はどうしても多少は洗いすぎにならざるをえないんです。 頭皮が正常になっていないので、どうしても、綺麗に油を落としてやる必要がある。だから、その後、よいオイルを補ってやる必要があるのです。

まは： そして、 適度によいオイルを補いながら、ヘナやハーブで、できるだけ最低限のケアを続けていくと、癖が嘘のように収まっていく場合が多いのです。