マハラニ・ヘナ

ヘナについての話題いろいろ

なぜ新しいヘナのほうがよいのか?鮮度、染毛力、臭みの関係

2014年1月14日

質問:ヘナと新鮮度に関して…新鮮なものは染まり具合や髪への影響は、古いものと比べてどのように違うのか?

ヘナの染毛力は月日とともに衰える?だから、新しいヘナのほうがよい?

ヘアケアにおいては、新しいヘナも古いヘナも、染まりの違いというのは、客観的に、個々の皆さんが自分の白髪染めにおいて実感として染まりの違いを感じることは難しいでしょう。

ただ、白髪束による厳密な染毛テストを繰り返しているうちに、経験的にわかったこととして、ヘナの染毛力は、同じヘナの場合は新しいほうが染まりがよく、言い換えると、年月とともに、ヘナの染毛力はじょじょに減退していくのです。

ヘナの染毛力は、年月とともに衰えていくことが経験的にわかってきましたが、そうはいっても、それが1年違う程度の差では、もし同じヘナの場合であれば、実際に皆さんが髪を染めてみて、客観的に違うと、実感として言い切れるほどの差があるわけではないということなのです。

ただし、お肌を染めるメンディアートのような場合の染める力、これを染肌力とすると、染肌力は必ずしも新しいほうが染まりがよいとは限りません。

それでは、なぜ、新しいヘナにこだわるのか?それにはもちろん、理由があるのです。それは……

ヘナを楽しむためには、鮮度のよいヘナが欠かすことができない!鮮度がよいヘナは使用感がまるで違う!

鮮度のよいヘナを使う理由は、やはり使用感がどうしても新しいもののほうがよいということなのです。せっかく数時間、ヘナを頭にのせたままにする……それが体にも吸収されてしまうわけですので、鮮度がよいヘナを使ったほうが、気持ちよくヘナタイムを楽しむことができるのです。皆さんは「ヘナは面倒くさい」とか、「ヘナは大変だ」とういイメージをお持ちの場合が多く、それは、ただ、ヘナを染めるもの、としてだけ考えているからなのです。

ヘナ遊では、その発想を大きく転換させ、ヘナを気持ちよく楽しむためのもの、リラックスヘナタイムとして、楽しみましょう!とお伝えしており、「面倒臭いヘナ」から、「気持ちよく楽しむためのヘナ」へ、皆さんにも発想を大きく転換していただきたい、ヘナを楽しんでいただきたい!と、、、、そのためには、どうしても、使っていて気持ちのよいヘナが欠かすことができないのです。

使用感にこだわると、気持ちのよいヘナを楽しむためには、どうしても鮮度のよいヘナが必要なのです。臭みが強く(カビなどの雑菌が繁殖している)ヘナでは、確かに染まることは染まるがヘナタイムが苦痛で、ヘナ面倒くさい、という気持ちから抜け出すことができないのです。



これが、鮮度、染毛力、ともに抜群の石臼挽きヘナ。こんなヘナを使うとヘナタイムが楽しくなります。面倒くさいから楽しみへトランスフォーム。生活を豊かにするヘナを楽しむには、まはにとっては、「石臼挽きヘナ」がなくてはならないものなのです。

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ヘナは、保存状況次第では、年月とともに、カビが発生する……要するにいわゆる「臭いヘナ」の臭い匂いのもとはカビと考えられる

ヘナを楽しむという発想で考えたときに、古いヘナ、つまり、カビが発生して臭くなっているヘナというのは、これはどうしても具合が悪いのです。ヘナの検査をするときに、菌類検査という項目があって、要するにカビがどの程度発生しているかを確認する項目です。臭いヘナというのは、目には見えないカビが多く発生しており、このカビの発生を抑え、長期保存が可能にするために、いろいろと工夫をしてきたということなんですね。

最近では、このカビの繁殖を抑える目的でガンマ線の照射がやられるようになってきているようです。これは、インドの香辛料と似た状態で、特にカレー粉に多く配合されるターメリック、ウコンですけども、カビがすぐに回ってしまうため、ガンマ線を照射している、こうすることで、何年もカビが発生しないし、保存がきくようになっている。同様にヘナにもガンマ線を照射することでカビの発生を抑えるといった方法がとられる場合があるようです。

鮮度を保つために、年一回のヘナの収穫期に、ヘナの産地でヘナの葉を買い付け、ヘナ畑のど真ん中にある工場で真空パックまでの製造を短時間にやってしまう

ヘナ遊では、ガンマ線照射という選択肢はありえませんので、それ以外の選択肢として、鮮度を保つにはどうしたらよいかを、この何年も考えてきたわけなんです。

鮮度を保つために試行錯誤してきた結果として、これが、現在のようにヘナの畑のど真ん中にある工場で、年一回のヘナの収穫期にあわせて収穫したてのヘナの葉を買い付けてヘナを製造をすると……ヘナの葉がまだ新鮮なうちに、ヘナの葉を天日で干して湿気をしっかり飛ばした状態で粉末にし、それをそのまま真空パックしてしまう方法で、マハラニのヘナは製造されるようになり、その鮮度の違いは、ヘナを使いつづけた人には歴然とした違いとしておわかりいただけるはずです。


写真は、ヘナ石臼挽き直前の、ヘナの葉(2~3ミリの粉砕処理済み)の天日乾燥の模様。ヘナは光でも劣化します。ただ、湿気でも劣化する。湿気をしっかりと抜くために、ラジャスタンの強い日差しにさらして天日でしっかり乾燥させてやる必要がある。






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