お便り:縮毛矯正2回で髪が傷み、髪の地肌の乾燥と毛先の乾燥に悩んでいます
縮毛矯正を2回されたんですね。これは、普通、ストレートパーマとも言いますが、サロン毎に色々な矯正をしていますから、どれくらいきついパーマ液を使用するか、置き時間や髪の矯正の仕方、その時の担当者の判断などでずいぶんとあとあと傷み方が違うんです。
ストレートパーマ、縮毛矯正はオススメしません。
というのも、私の体験でとてもひどい経験が、数えきれいほどありましたから。。。手袋などを使用して私自身もたくさんの方に施術しましたが、1回のストレートパーマで必ず、私の掌の皮が全部むけました。というか、垢のように皮膚が溶けて、ひどい状態になりましたから、それはそれは知らないというほど怖いものはないなと今では思うのですけどね!
お客さんの髪を美しくしているのか?、ダメージを逆に与えているのか?
・・・そんな気持ちで関わっていた時期もありました。ですが、結局私が一人の美容師・スタイリストとして自分のお客さんと関わり出してからこのストレートパーマがどれだけ悪いことを体に、髪に与えるかをきちんと話したんです。私の場合は、薬品などの害を伝えたと同時に、こんな提案をしました。それは・・・
自分のもともとの髪の毛の質をどう活かすか
というような事でした。
自分をなりたい髪質に変えるのではなく、私の本来の質を認めた上でのおしゃれをしようという事です。
具体的に、今ならこんなヘアスタイルに変えることが可能で、この感じが似合う!!という事をベースにしたその人に似合うオリジナルなヘアスタイルを伝えました。そこまで、お話したら最初にストレートパーマをしたいというお客様も、気持ちが変わり、結局私のオススメする感じを試したいという人ばかり。なぜか、上手くコミュニケーションも取れて、満足を与えるヘアスタイルの提供がサロンの中で一対一でできたようです。
何を言いたいのかというと、これからは縮毛矯正は、絶対にオススメできませんということです。皮膚や髪の毛が強い方もいらっしゃいますから、そういった方はあまりダメージを感じないでしょうが、繊細な方。特にアレルギー症や生理の加減によっても女性は毎日体調が変わって当然です。(それに知らないうちに肌質や髪質も変化することはよくありますよ。)
今の日本社会で普通に働くだけでも、大きなストレスを感じる方が多い中、肌にトラブルがより一層でやすくなっているとも言えるのですが、パーマの後にフケが出てきたり、パーマ液で火傷をしたり、(水ぶくれなど)、髪の毛のダメージが大きくなった場合は、特に気をつけてください。これらの症状はが出る人は少なくないのです。ですが、症状がましになった、日に日に改善したからなどの理由で、体に与えた化学物質等のダメージは忘れ去られて、又繰り返す。自分で自分を傷つけているとは知らずに髪質改善不能の状態を与えていることになります。
傷んだ髪は元には戻りません。
いかに傷つけず、健康な地肌を保って美しい本来持って生まれた髪の毛を育てるか?ダメージを受けた髪にもそうで無い人にも言えることです。実際のところ、どれくらい良いトリートメントも一時しのぎにしかすぎません。ダメージの度合いによってもお話させてもらう内容が大きく違うのですが、傷んだ地肌はケア次第で健康に保つ事ができます。
これは、いいヘアケア商品を使えば良いというだけの問題ではありませんね。食べ物やストレスや髪の扱い方、シャンプーの仕方など、毎日の生活や体(髪の毛を含む)に必要な事を意識してあげて、自分にあった情報をもとに実際に心がけるというところから始める事が一番大切なことだと普段から感じています。
へナに出会ったことで、自然なものでおしゃれを楽しむには、もってこいだって、私はピンと来ました。
ヘナでくせ毛が改善する?縮毛矯正髪にもヘナ!
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