皮膚を清潔にし保湿するニームとニームオイル
ニームとニームオイルの活用法by アーユルヴェーダ医師スックマール先生&まは
ニームには、皮膚を清潔に保ち、保湿する作用
- インドセンダン
- 学名: Azadiracta indica
- センダン科
- 使用部:根
- 有効成分:ニンビン、ニムビディン、ニンビニン
- Rasa -Tikta kashaya 苦味 渋味
- Virya -Sheeta 冷性
- Vipak -katu 辛味
ニームには、皮膚を清潔に保ち、保湿する作用があるため、ヘアケア、スキンケアには欠かすことができないハーブ。アーユルヴェーダによると、抗アレルギー、抗バクテリア、殺菌作用、消毒作用があるため、湿疹、炎症、乾燥などに有効とされ、また、フケやシラミがあるときにも、使用するとよいとされる。
スキンケア、ヘアケアでの具体的な使い方としては、たとえば、ヘナに少し、ニームを落として使用したり、ハーブシャンプーにニームを追加して使用したり、あるいは、ニーム風呂といい、ニームの粉を少し風呂に落として、ニームの香りを楽しむこともでき、お肌を清潔に保ってくれる。敏感肌で石鹸が使えない場合は、ニームをお茶ガラパックなどに入れて、タライ一杯の風呂のお湯に、そのパックを落とし、そのニーム水で、体を洗浄する。石鹸は一切使用しないが、しばらく続けていくと、石鹸を使用しなくても体が綺麗になっていくことがわかる。もちろん、ニーム粉末を風呂のお湯で練って、ニームペーストを体に刷り込んで洗浄してもいい。
保湿作用:寒冷時の皮膚の乾燥にもよい
保湿作用が高く、腋窩部や鼠径部の乾燥や皮膚の感染症の予防によい。また、ニームオイルを塗りこむことで、保湿作用により踵のひび割れなどによい。
ニームオイルのさまざまな使い方
- 皮膚に直接塗る。
- 15~20mlのオイルを小さいボウルにとる
- 室温か、それよりややあたためて温くする
- やさしく塗る
- 20~25分放置する
- タオルなどをぬるま湯に浸して優しくふきとる
マッサージオイルに適切。特に、皮膚にアトピーなどがある場合は、ニームオイルに保湿作用があるため、痒みが抑えられる場合があり試してみるとよい。
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