ヘナ、ヘンナ、メヘンディ
メヘンディ(ヘナ、ヘンナ)は、ヘアダイとして活用されています。現在では、インドだけでなく世界中に知られ、ヘンナ・シャンプーや、ヘンナ・ヘア・コンディショナーが世界では人気があります。
ヘンディ(ヘンナ、ヘナ)には、『ケッシャ(よい髪)』の性質がある
インド、古代のエジプトでは、メヘンディは日常的に使用されてきました。メヘンディ(ヘンナ、ヘナ)には、『ケッシャ(よい髪)』の性質があり、髪の成長を促進する作用や、炎症を抑える作用があります。また、冷却作用があり、熱帯地方では特に好まれて使用されてきました。やがて、メヘンディは美容の世界に取り入れられるようになり、美容セラピストたちからハーブの女王と呼ばれるようになったのです。結婚式やお祭りで、手足にメヘンディで飾りつける(注:ヘナタトゥー)のが慣わしとなったのです。
メヘンディは、サンスクリットでは、Madayantika などと呼ばれ、ヒンディーでは、メヘンディ、ヘンナと呼ばれます。2~3メートルほどに成長する潅木で、庭に、あるいは生垣として植えられており、最も質がよいヘナはラジャスタン産のものと言われています。
ヘナは化学物質による悪影響を低減する
メヘンディは主にヘアダイとして利用されていますが、それ以外にも、メヘンディを髪に使用する利点はいくつかあります。メヘンディには髪のコンディショニング作用があり、髪を艶やかにします。また、メヘンディを定期的に使用することで、フケや白髪を予防し、化学物質による悪影響を低減します。白髪が多い場合、一般的にケミカルなヘアダイなどを行いますが、そののち、ヘナを施すことで、ケミカルの悪い作用を避けることができます。
ヘナで白髪は染まるが、黒髪はほとんど染まらない
ヘナの特徴として、黒い髪はほとんど染まりませんが、白髪が染まります。ただ、多くの人は、メヘンディで白髪がオレンジ色に染まるのを好みません。そのため、マンドゥール(鉄粉)やアムラをヘナに混ぜることで、赤味が増します。また、マカ、ジャスワンド(ハイビスカス)は、髪を黒くするハーブとして知られています。ソフィアオイルはメヘンディの定着を促進するオイルとして活用されています。
薬用ハーブこそが、神が与えたレメディ
現代は、若い世代に、白髪がごく普通に見られるようになりました。偏食的な食べもの、精神に緊張を作り出すこと、ケミカルを使用したヘアケア製品、こういったものが若い世代をとりこにしていますが、実際は、薬用ハーブこそが、神が与えたレメディなのです。
<まは訳:ドクター・ジェインのハーブブックより>
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