アーユルヴェーダの目薬

エラニールクザンブ

ネトラプラバ

こちら、まは愛用のアーユルヴェーダな目薬。まはは、パソコンなど見ると、目がしょぼしょぼしてくるので、目が困ったなーーと思っていたら、友人がアーユルヴェーダの目薬を２つほど、紹介してくれた。それがネトラプラバ(左写真上)とトリファラジャン(左写真下)だ。

主成分は蜂蜜！

何気に蓋を開けてみると、プーンと甘い香りがする。成分を見ると…どこにも蜂蜜とは記載されていないが、これは間違いなく蜂蜜。あとで調べたら、蜂蜜には、さまざまな呼び名があり、shahad とか、madh とか、インドの言語で表記されていた。成分で見ると、どちらも７０％程度は、蜂蜜。だから、主成分は蜂蜜ということになる。

ネトラプラバの説明

ネトラプラバは、アムラ、スワナクシャリ、カンファー、蜂蜜を配合したアーユルヴェーダ点眼薬です。アムラは、細胞を活性化させ、スワナクシャリは、目の炎症、感染症を含む目の不調を整えることで知られている。カンファーが目を冷やし、炎症と感染を抑え、疲れ目を癒す。また、蜂蜜は目を洗浄し、栄養を与えます。

ネトラプラバを点眼すると、１５～２０秒で、目から涙が流れます。目から涙が出てきたら、目を軽く閉じ、目の玉を時計回り、反時計回りに回転させます。目をぎゅっと閉じないようにしてください。また、点眼後、目が沁みますが、数秒～程度で収まります。

ネトラプラバは、一日に２～３回、使用します。点眼後、目をこすらないようにしてください。点眼後、目に沁みますが、数秒で、目から涙が出てきて、目の刺激が緩和されます。

ネトラプラバの説明の図

ネトラプラバには、こんなかわいい解説の図がついています。こういう場合に使うといいと、いうことで、ちょうど中央のコマには、インドの三輪タクシー「リキシャー」が描かれている。一説によると、このリキシャーという三輪タクシーの語源は、日本の人力車にあるという。そういえば、いまから３０年近く前、かつてのカルカッタ、現コルカタに言ったとき、まさに、人力車が現役だったのを見て驚いたことがある。ネパールの国境地帯では自転車に人力車をつけた自転車タクシーが走っていた。現在は、エンジンがついている三輪タクシーが主流で、そこから排気ガスやら砂埃があがり、目に悪いというわけだ。

トリファランジャン

製品名の通り、このアーユルヴェーダ点眼薬にはトリファラが使用されている。トリファラは目に大変によいとされ、トリファラで、目を洗浄するのが勧められているが、トリファラ水を作る手間ができにくい場合は、トリファラが含有されている点眼薬を使用するのも一つの方法だと思う。トリファラジャンは、ネトラプラバより沁み、また、涙がたくさん出ます。どちらが好みかは使ってみないとわからないかな・・・。

トリファランジャンの説明

トリファラジャンは、伝統的な配合に従い、トリファラ、蜂蜜、ひまし油などから製造されている。弱り目の場合は、一日に二回、朝と夜に点眼します。夜は、就寝の１時間前程度がよいでしょう。

まはは、最初、ネトラプラバから使い始め、一ヶ月ほどして、現在は、トリファランジャンを使っていますが、基本として、どちらも同じ感じです。朝と夜に一回づつ点眼すると、気持ち、目が楽な感じがします。ただ、時間があるときには、やはりトリファラで、目を洗浄するが一番いいような気がします。ただ、トリファラ水を作るのが、なかなか、手間ではあります。

老化目、つまり老眼にはエラニールクザンプ

ネトラプラバも老化眼にはいいはずだが、アーユルヴェーダの経典に基づいて製造されたエラニールクザンプを、最近は愛用している。こちらはかなり眼にしみる。最初、トリファランジャンやネトラプラバで慣らしながら、エラニールクザンプを使い始めたほうが無難だと思う。最初からエラニールクザンプを使い始めると、眼にしみすぎて、たまらないかもしれない。ただし、点眼のちの爽快感は、たぶん、エラニールクザンプが一番いいかと思う。老眼の方におすすめ。