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おでこの上に白髪の塊完結編ヘナとインディゴ(木藍)で綺麗に白髪が染まった!
うわぁお、人の妻とはいいながら、ちょっとドキドキしちゃいます!右写真は、まはの服を作ってくれるテーラー・アムリットさんの奥さん(38歳)。前編おでこの上に白髪の塊・ヘナとインディゴ(木藍)で白髪染めでも紹介したが、おでこの上に出てくたポツポツ白髪を退治するみたいにヘアダイを頻繁に繰り返していたら、たった半年で、おでこの上に白髪の塊ができてしまった。しかも、その白髪をやっつける!白髪嫌!と執拗にヘアダイをしていたら、その塊が広がっていって、ついに母親からヘアダイを取り上げられ、メヘンディボール(ヘナ用の鉄鍋)とヘナを渡され、今後一切へアダイをしないようにと言い渡されてた。しかし、彼女のやり方では、写真右下のような、ヘナ特有の真オレンジにしか、染まらなかった。ヘアダイはもう続けられない。でも、このオレンジ色が気になる・・・・そんなとき、まははまは宅の近くの八百屋の前の雑貨屋で、アッシャさんと1年ぶりに再開した。頭のオレンジを見て、まはびっくり。それで、まはは彼女にまは流ヘナインディゴ白髪染めをした。その数日後、彼女が彼女の旦那さんであるテーラー・アムリットと一緒にまはのおうちにやってきたのだ!なんと、なんという変わり様!まは、絶句したのであった。今日は、ご主人と一緒に街にお買い物。それで綺麗なサリーでおめかししている。
もっと黒くならないの?
まはは、アッシャさんに、この仕上がりについて、どう思うかと聞くと、彼女は「もっと黒くならないの?」と聞いてきた。先日、インディゴしたあと、オイルを刷り込んだために、色が現在よりももっとこげ茶に見えたが、オイルが落ち、ヘナが落着いて、最終的な仕上がりがこんな感じ。「えっ、もっと黒くしたいの?でも、ヘナでは、ヘアダイと違って真っ黒にはならないのは知っているでしょ?ヘナインディゴの回数を重ねていったら、もちろん、もっとは暗くなると思うけど・・・・でも、そんな必要ないよ!この茶色のメッシュ!すごく似合っているんだから!!」
「ほんとに似合っているの?」と自信なさそうなアッシャさん。それで、まはは、テーラー・アムリットに、「奥さんの感じ、どう思う?」と聞いた。少し照れているようで、何も言わない・・・「ねぇ、『綺麗だよ』って言ってあげなよ!だって、本当に綺麗なんだからさ・・・『ヘナで綺麗な茶パツメッシュが入って、とっても、キミには似合うよ』って、本当のことを言ってあげなさい」 すると、ご主人は、小さな声でポツリと「うん、綺麗だ、似合っている」と言った。それを聞いたアッシャさんはほっとしたように笑みを浮かべた。
夫婦和合へナ
まはは、そのとき、直感でわかった。なぜ、アッシャさんがおでこの上に少し出てきた白髪を必死になってヘアダイで隠し続けていたか・・・・。それは、ご主人とのコミュニケーションがないからではなかったからではないかなと感じたんだ。何も言わないご主人。ひたすら家で家事に専念するインド女性。彼女は、いつまでも自分を若く見せようと、綺麗にみせようと頑張っていた。でも、仮に、白髪が生えても、綺麗だよって、君を愛しているよって言われたら、なんで、脅迫観念にかられるように、ヘアダイで白髪を隠しつづけなければならなかったろう。コミュニケーションがなくなると、いったい相手が何を考えているかわからなくなる。すると自分の思い込みで、白髪が増えてきたら、気にいってもらえなくなるとか、そんな思いだけが大きくなってしまうのではないか・・・・「愛しているよ」「綺麗だよ」そんなちょっとした会話があれば、ちょっとしたコミュニケーションがあれば、たたとえ、白髪の塊がそのままだって、問題なかったかもなとも思ってしまった。
奥さん、ほんとうに綺麗だよね!
アムリット夫妻が帰るとき、まははアムリットにいった。「奥さん、ほんとうに綺麗だよね!ヘナでばっちりいい感じでしょ!」というと、「とっても綺麗だ」と返事をした。「これから、毎日、綺麗だよって言ってあげて欲しい。奥さん、髪に自信をなくしていたんだよ・・・髪にちょっと白いのが出てきただけで、ヘアダイをやりつづけてしまったんだから!でも、彼女、綺麗なんだから、大丈夫、綺麗だよって言ってあげてね!ほんとうに綺麗なんだから!!」 まははそう、アムリットに言ったのであった。さぁ、ヘナをきっかけにアムリット夫婦は、どうなるのだろうか?
- この記事前編は…
- おでこの上に白髪の塊・ヘナとインディゴ(木藍)で白髪染め