なぜ人はシャンプーという農薬を髪に使い続けるのか?
これはにわかには信じがたいかもしれない。
まさか、毎日、使っているシャンプーが農薬だなんて。
実際にはシャンプーが農薬ということではなく、農薬の基本的な考え方と、市販のシャンプーや石鹸の基本的な考え方には大きな違いがないということなんです。
農薬とシャンプー/石鹸は排除の論理
農薬は害虫を駆除する、シャンプーや石鹸は菌を駆除する、あるいは殺菌する。この二つの作用はとても似ている。農薬もシャンプー/石鹸も排除の論理という点が共通している。有害な虫を排除する、あるいは髪から汚いものを排除する。でも、一旦、排除することを始めると、ずっと排除し続けなくてはならない悪循環に落ちってしまい、農薬を大量に使い続けた土地は砂漠化現象といい、やせていく。シャンプーや石鹸で洗い続けた頭はやがて髪が抜け始めていく。こういう類似性がある。
排除から共生へ……農薬を使わない有機農法や自然農法
有機農法や自然農法では、農薬を使わず、害虫たちと共生しながら作物を育てるやり方。そこには駆除するという考え方ではなく共生の考え方がある。
体表に存在する常在菌と共生する
ヘアケアでも全く同じで、シャンプーや石鹸は殺菌する、つまり、排除の論理。それに対し、共生するヘアケアへの転換が必要です。人間の皮膚上、体表には無数の菌が生息している。これを「常在菌」という。特に髪、頭皮には、湿気と皮脂が多く、それをエサにして多くの常在菌が存在している。
シャンプーや石鹸で常在菌を洗い流してはいけない
これをシャンプーや石鹸で殺菌し、洗い流してしまうと、空気中を漂う腐敗菌が着床し繁殖を始める……これが頭皮の臭み、痒みを作り出し、それ以降、延々と髪をシャンプーや石鹸で洗い続ける、殺菌し続けることになってしまうのです。
脱シャンプーのためのハーブシャンプー香る髪
快適な仕上がり、心地よく使いながら、知らない間に脱シャンプーする、つまり、頭皮と髪に存在する無数の常在菌たちと共生するヘアケアへ移行するために、ハーブシャンプー香る髪をおすすめします。ハーブシャンプー香る髪は使えば使うほど、じょじょに不要になっていく、、、、やがてはほとんど使わなくなるような製品です。