ヘナは解毒する~デトックスな話~緑色の尿の正体

ヘナの植物の写真

ヘナ後の緑色の尿の正体は?

以下の体験談に、こんな記載がありました。以下(太字部分)引用。

……マハラニヘナ石臼挽きの後、少しの眠気と、
噂通り眠気も少し来ました(^^)
そして・・翌日またこれも噂に聞いていた緑色のおしっこ出ました・・!
緑を超えて、土のような黒~茶色で、えええ!!!とびっくり。
…………
普通に考えれば、やはり頭皮のヘナが血液中をまわり腎臓で濾過され
その色の尿がでたと最初は思ったのですが、私は直感的に腎臓や肝臓の、普通では出せなかった重金属などの毒が吐き出されたように感じました。……

尿の色は解毒と関係がある!?

よくある話に、ヘナしたら緑っぽい色の尿が出ましたと……。ヘナの葉の色かしらと。ヘナの葉は確かに緑っぽいですが、ヘナの葉から沁みだしてくる成分はローソニア色素と呼ばれる赤オレンジ色の染毛力がある色素であって、緑色のものではありません。そして、今回は黒っぽい尿が出た。

以下、引用…………この黒いおしっこは、実は数年前にクレゾール中毒で味覚や平衡感覚が無くなって倒れました。
その時、やっと体から解毒され始めた時に「黒いおしっこ」が出たんです。……

ヘナをすると尿が緑になったり黒っぽくなったりする。体にも軽い倦怠感、眠気などが出てくる。なぜかというと……

ヘナの成分は経皮吸収される

経皮、つまり頭皮は吸収するんですね。体の皮膚は触れるものを吸収する。特に頭皮は吸収がよい。そのままダイレクトに血液に入り、人体に直接的に作用する。経口摂取するよりもよく効く場合があるということなんだろうと思います。

経皮吸収されたヘナの成分が肝臓でデトックスする?

そういう仮説が成り立つのではないかな?と考えています。つまり、ヘナの成分が経皮吸収で血液中に取り込まれ、それが体中を巡り巡って肝臓に入り、肝臓のデトックスをすることで、肝臓が緑色の物質を放出させているという大胆な仮説をたてています。緑色の尿(黒っぽい場合もあるかも)、ないし、緑色の便は肝臓がデトックスした結果なのではないかと。。。

肝臓は解毒するときに緑色の物資を放出する

インドで肝臓の解毒のセラピーを受けたときに、先生は緑色の尿、および緑色の便が放出されるが心配しないようにと言っていました。それは主に肝臓に作用する薬草を摂取するセラピーでしたが、案の定、尿は緑、便も緑色のものがでました。肝臓は解毒の際、緑色の物資を出すということがわかっているようです。

デトックスにはやはりヘナ石臼挽がおすすめ

もし、その仮説が正しいかもしれないとすると、俄然、ヘナ石臼挽きがおすすめということになります。アーユルヴェーダでは「ヘナは石臼で挽く」と記載あり、、、石臼で低温で挽かれることでヘナの生きている成分が破壊されず温存されると考えます。ヘナの生きている成分、その成分の中には仮説からすると「デトックス成分」が含まれているということになります。

ちなみに通常のヘナは高速粉末化装置で挽かれており、瞬間的ですが、ヘナが高温にさらされ焼けるような状態になり、成分が一定度、変質すると考えられています。