ヘナの畑

収穫間近……朝日に照らされるヘナ畑にヘナ農民のファミリーを発見

2013年ヘナのレポート 2013/10/31

朝の散歩で見つけた!住宅街の間に忽然と広がるヘナ農園。

朝の散歩で見つけた!住宅街の間に忽然と広がるヘナ畑。

朝、いつもと違う道、住宅街の中の道を散歩をしていたら、突然、ヘナ畑が見えた。 住宅街に忽然と広がるヘナ畑という感じだ。思わず、この畑を覗き込んでいると、向こうから家族連れがやってきた。

代々のヘナ農民

ヘナ農民

これが、このヘナ畑の持ち主の一家。子どもを肩にのせ、にこやかな顔をしている奥さん、一番後ろにご主人がいる。名前はきかなかったが、たぶん、何何マリに違いない。

この畑のご主人(最後尾)に、この畑の収穫はいつごろか?と聞くと、「ディワリの後だな」と返事がきた。つまり、11月7日過ぎ………あと1週間ほどしたら刈り取るということになるが、今年はヘナ11月収穫もあり、近年稀にみる遅収穫の年である。

ヘナを栽培している農民にはマリが多い

マリとは、こちらの農民の間でもっとも多い名前。日本でいえば、鈴木とか、田中にあたるのが、マリ……農民のカーストによくある名前で、マリとは、農民の中でも、特にマハラジャ(王様)に仕えた農民のカーストで、ヘナを栽培している農民にはマリが多い。

ヘナ畑の脇に、農作業小屋

ヘナ畑の脇に、農作業小屋があり、そこには雌牛が3頭いた。ご主人が「うちには、三頭のガイーがいる」と自慢そうに言う。「ガイー」とは、こちらの言葉で雌牛だ。

敬虔なヒンドゥー教徒

マリ農民は、敬虔なヒンドゥー教徒で、完全ベジタリアンで一切の肉食をしないし、ヒンドゥー経の神様である牛を非常に大事にする。

新鮮な草を与え、そして、ミルクを絞り

牛に、 毎朝、新鮮な草を与え、そして、ミルクを絞り、それを摂取するのだ。

 ヘナはこうした敬虔なヒンドゥー教徒たちによって、ケアされ、栽培されている

ヘナはこうした敬虔なヒンドゥー教徒たちによって、ケアされ、栽培されていることを、皆さんに知ってもらいたいと思う。


ヘナの産地
ヘナ畑と子ども

 ヘナ畑と女の子…ヒーナ(ヘナ)ちゃん
ヘナ遊