畑のヘナは丸裸に刈り取られるのが運命、刈り取られることで色素が濃くなる!
2013年ヘナのレポート 2013/11/28
ヘナ畑が丸裸になっていく……
先日、上の写真の向かって右側のヘナが刈り取られた。今日は残りの半分が収穫をされることになったんだが寂しい………。実は、毎日、この畑がまはの散歩道だったのだ。。。半分収穫されても、半分残っていたから、まだ散歩が楽しかったが、今日で、全部、丸裸になってしまうのだ。。。
刈り取られたヘナは、ヘナの切り株の近くに倒される。こうして、ここに2日放置され、乾燥させるのだ。
このヘナの切り株、、、少し前まで付いていた枝や葉が自分のすぐ近くに倒されている。それを見ると、なんとも哀れな気持ちになってしまう。
畑のヘナは、枝を伸ばし、葉を伸ばしても、刈り取られてしまう……こうするとヘナは力を振り絞って枝を伸ばし、葉を伸ばそうとする、、、こうしてヘナは色素を濃くしていく。
しかし、それが畑のヘナの宿命なのだ。枝を伸ばし、葉を伸ばしても、刈り取られてしまう。伸ばしても伸ばしても、丸裸に刈り取られてしまう……こうすると、ヘナはますます力を振り絞り、枝を伸ばし、葉を広げようとする……そうして、力強い色素を発するようになる。刈り取られないヘナには、あまり色素がない。刈り取られるからこそ、ヘナは色素を強くしていく。つまり、それはこういうこと……白髪をしっかり染めるヘナは、ヘナと農民の共同作業なのだ。
このおじさんが、この畑の持ち主ギャレーさん。彼は3頭の牝牛をもっていて、まはは、毎日、その牝牛のミルクをわけてもらっている。
こちらが奥さん。ミルクをわけてもらい、広いヘナ畑を毎日散策させてもらい、、、結構な知り合いになってしまった。
これが、ギャレーさんの親戚。収穫は親戚たちとの共同作業で行われる。
これは、今年二回目の収穫。。。これを第二収穫という。第二収穫にもかかわらず、ヘナはまるで第一収穫のように大きく成長している。理由は、今年の変則的な雨にある。季節はずれの雨が降ったために、収穫後、いったん丸裸になったはずなのに、またまた大きく成長した。普通、一般的に、第二収穫のヘナは、ローソニアの質が劣り、第一収穫と同じように染まることは染まるが、色のもちが悪く、さっさと落ちてしまうという。染まっても、すぐに色落ちするヘナというわけだ。