干ばつの心配深まる……ヘナの産地ソジャットは今日も雨降らず……
2012年8月2日現地よりシャーン君の報告
曇天に、青空もたまにのぞく、そんなソジャットの雨季は、いまだ雨知らず
シャーン君(写真)が現地に入るというので、写真を送れと催促した。それが、この写真、雨降らずなのだ。。。。
彼のお父さんは、ヘナの産地ソジャットにて農民をしているが、大学はプネーのシンボシス大学の法科を卒業。まはとは大学時代からの知り合い。彼は法科を卒業したが、元来の、農民の血がうずいてしまい、高額な給料をもらえる企業の弁護士の仕事をやめて、ヘナの栽培をはじめ、ヘナの取り扱いをはじめた。まはは、シャーン君とヘナの面白さについて意気投合。彼と一緒にヘナで真剣な遊びをしている。彼の姓名はタック。タックとは、伝統的な農民の苗字なのだ。彼の一族縁者は、ヘナの産地にてヘナを栽培して生業をたてるヘナ農民ばかりだ。
ヘナの産地ソジャットの大地は、雨を求めて乾ききっている
正直、雨が降らないために、大地はぼそぼそに乾ききってしまう。
雨がまったく降っていないにもかかわらず、ヘナはわずかに葉を出して、小さな緑の玉ができている。ところがだ……
ヘナの産地ソジャットは、現在、雑草すら、まともに生えない干ばつ、、、だから、ヘナは動物にとって貴重な食料になってしまった!
雨が降らないと、雑草すら、まともに生えない。だから、動物たちは、貴重な食べ物をもとめて、わずかばかり生えているヘナの葉を食べ始めるという。雨が降って雑草などが生えると、動物はヘナの葉には見向きもしないが、干ばつになると、動物はヘナを食べ始める。だから、現在、貴重なヘナの葉が動物のエサになっているという。
シャーン君がヘナの産地の畑を視察したが、ヘナの葉が動物に大分と食べられてしまっている畑も少なくないという。
今年は遅雨に最後の期待をつなぎます
現時点、つまり、8月2日時点で、ヘナの畑はこんな状態。このまま雨が降らなければ、収量は激減、、2009年の悪夢の再来(大干ばつ)となってしまう。ただ、まだ、希望がある。もし、雨季が遅く降り始めたら……、、、8月の後半にまとまった雨がふることを期待します。。。