ヘナの畑

まは、インドでヘナ農民になった!?暑い畑で雑草抜きに汗流す

2010年10月

ヘナ農民クマールさんとまは

ヘナの畑のヘナを畑のまま分けてもらえることになり、早速、雑草抜きに行ってきました!

今回は、クマールさんのヘナ畑に育っているヘナの葉を、まはが刈り取る(収穫する)ことを条件に、そのままわけてもらえることになり、早速、ヘナ畑で雑草抜きにいってきました!!(上写真で、手にもっているのは、抜いた雑草)何しろ、今年は雨がよく降った分、雑草もすごく生えてきて、雑草抜きを怠ると、ヘナが雑草に力をとられ、品質も収量も落ちてしまうからなんです。

ヘナ畑で、汗流して雑草を抜いて……だからこそ、ヘナにも一段と愛着が沸く…クマールさんはずっと続けている

ヘナ畑で草抜き

今日は、クマールさんと一緒に雑草抜き…クマールさんは、自分と一族が所有する畑を毎日、様子を見に来るし、自分でも雑草を抜いて回るという。ヘナ畑は特にシーズン前になると気を使うという。いつ小動物が入り込んでヘナの葉を食い散らかすかもわからない。異常がないかを確認するのが日課だという。ちなみに、ヘナを葉をたべる動物はヤギだ。。。

ヘナ農民泣かせのヤギ

ヤギは紙を食べるしなんでも食べる強い胃の持ち主。普通、牛や水牛など、ヘナの葉は食べないが、ヤギと羊だけはヘナ農民泣かせの動物で、だから、ヘナ畑の周辺には動物除けがしてある。

クマールさんのヘナ畑の一部、1エーカーばかりをわけてもらいました。この畑のヘナの葉はあと2~3週間で成熟する予想。日の照り具合と空っ風の吹き具合にもよるが、ヘナの葉が成熟したらヘナ刈りだ!

ヘナ畑

雨季が終わると、ソジャットのヘナ畑にはギラギラと強い太陽が照りつけ、急速に乾燥がはじまる。突風にも近い強い空っ風が吹き、さらに土地は乾燥して、バサバサになり、砂埃が立ち上がることもある。気候が湿潤から高温乾燥に変化すると、ヘナの葉は肉厚を増し、急速に成熟し、 茶色に変色して落ち始める。それは紅葉のように、葉の色を変化させて葉を落としてしまうのだ。葉が成熟してきたら、葉の色が茶色に変色する前に収穫して葉を乾燥してしまわねばならない。そうしないと、葉は成熟しすぎて、枯れて落ちてしまい、価値のないものになってしまうからだ。茶色く変色して落ちてしまったヘナの葉のローソニア色素は死んでしまうという。つまりヘナのヘナたるゆえんの色がないのだ。だから、ヘナの葉は十分に成熟させて肥らせてから収穫するが、タイミングを逃さないように、成熟したら一騎に刈り取ってしまわねばならない。これがヘナの収穫のコツだという。成熟して肉厚のヘナの葉には、色素も多く、高値で取引される。


ヘナの産地
まは、インドでヘナ農民になった!?

インドでヘナ農民になった!?
ヘナ遊