母の頭皮が育毛剤で赤くただれ、抜け毛が進行中

Ｒさんのお便り： このサイト（ハーブ達）に出会って、早一年位になります。おかげさまで、 私の髪は、色艶も良くなり、痛んで伸ばせなかったのが今は胸下にまで伸びました！！感謝感謝です！今回相談したいのは、母の頭皮の事なのですが、育毛剤を毎日一生懸命使って、そのおかげで頭皮は赤くただれ、硬くなって所々皮がめくれてきています。痒みはないとの事です。そして以前より頭皮 が透けて見え、抜け毛が進行中のようです。（特に頭頂部）白髪も多いので、ヘナも考えたのですが、まずは炎症をとって、頭皮改善が先かと思い、頭皮マッサージを考えているのですが、どうでしょうか。その際、その油に、何かハーブを混ぜてマッサージを行ったほうが、頭皮には良いのですか？　フケもあるので、レモン絞り汁は、オイルに混ぜてOKですか？　あっ、レモンはオイルの後の卵パックに混ぜた方が良いのかしら・・・？

まは： でも、頭皮が赤くただれる・・・これ、結構な症状ですが、ここまでの状態になるには、原因があるかと思うんですね。ああ、そうそう、最初にお伝えしておきます。まは、お医者様でないです。ただのヘナ遊び人です。あくまでまはのお話は、いわゆる医療・・西洋医学にはまったく知識がありませんし、医療行為としてでなく、ヘナでともに遊ぶ友人たちとの雑談、ってことでご理解くださいね。早い話、まはは好き勝手なこと、意見、アドバイスに聞こえるようなことを言いますが、参考にする、参考にしない、試してみる、試してみないは、あくまでご自分のご判断でお願いしまーす。さて、話を元に戻します。

育毛剤を毎日一生懸命使って、そのおかげで頭皮は赤くただれ、硬くなって所々皮がめくれてきています。痒みはないとの事です。そして以前より頭皮が透けて見え、抜け毛が進行中のようです。

まは： これ、ちょっと深刻です。まずは、原因と考えられること、これをやめることが先決だと思います。「 育毛剤を毎日一生懸命使って、そのおかげで頭皮は赤くただれ・・・」育毛剤が原因として考えられるなら、すぐに使用をやめるべきでしょう。合成シャンプーもやめ、石鹸もやめます。とにかく、考えられうる、薬品類を停止することが先決ではないでしょうか？ちょっと話は、過去にさかのぼりますが、お母様が育毛剤をお使いになった、その直接の原因は抜け毛と思います。で、女性が抜け毛になるのは、現代になってから、増えているようです。とくに、４０代、５０代の女性が、抜け毛でこまって相談してきます。

過剰なケミカルの使用が、抜け毛の原因？

まは： 現代の女性の抜け毛は、過剰なケミカルの使用ではないかな？と、まはは疑っています。たとえば、継続的に、○オンなどの白髪染めを使用していたら、段々と地肌がすけてみえるようになったと、４０代、５０代の女性から、お便りをよくいただきます。実は、サミーラさんのお父さんもお母さんも、まったく同じだったんです。継続的、かつ、こまめなヘアダイなどの白髪隠しで、抜け毛が多くなり薄毛になった、と、お二人ともに、自覚症状がありました。また、まはのインド人の友人も、インド製ではありますが、白髪が出てきて、長年ヘアダイを使っていたら、抜け毛です・・・だから、全員とは言い切れませんが、少なくても、まはの周辺には、ヘアダイの長期使用で、抜け毛になる人が多いです。ヘアダイと抜け毛の相関関係を科学的に証明しなさいと言われても困ってしまいますが、どうも、関係がありそうなんです。

まは：ですので、そういったことから考えると、Ｒさんのお母さまも、白髪染めで、抜け毛になって、焦って・・・当然です。男なら、笑って済ませることもできるかもしれないです・・男性は昔から、ハゲっての、ありましたので、社会的に認知されていますが、女性のハゲっての、これはあまり聞かないでしょ・・・ハゲとは言わないまでも、薄毛で困っている女性がかなり増えてきているというのが現代という時代の特徴かと思います・・・焦ってケミカルな育毛剤・・・で、さらに悪化・・・どうなんでしょう？

抜け毛には、ヘナがいい

まは： 最初は、沁みるかもしれないですが、やはり、まはだったら、ヘナから入ります。それは、ヘナの性質をよく知っていると、なぜ、ヘナから最初に使うか、理解できます。抜け毛は、いろいろな原因でなると思いますので、すべての抜け毛に有効かどうか？は、まはにはわかりません。ただ、頭皮がやたら油っぽくなっていたり、フケがすごく出ていたり、できものができて、赤っぽくなっているような場合は、ヘナがとてもよいと思います。

アーユルヴェーダでは、ヘナには炎症を抑える、クーリングする作用があるとされている。

まは：と、これは、あくまでインドでの、アーユルヴェーダで言われていることで、それは科学的な裏づけはありません。たとえば、ヘナというのは、良質なものは、産地で収穫されますが、一般的に、インドの、あちこちに植えられてきました。あるいは農地のぐるりを取り囲む生垣としても植えられてきた。理由は、これを植えておくと、虫が寄らない、動物も食べない・・動物も近寄らないと、同じ理由で家にも植えられ、そして、さらに、ヘアケアに活用した、さらには、何かの拍子にケガをしたり、擦り傷をおったりすると、ヘナの葉を傷口に刷り込むと、こんなことがされてきたのです。いかがです？ぜひ、お母様の傷んだ頭皮にヘナをしてあげて、どうなるか、実験をしてみてくれませんか？

Ｒさん： (母親の頭皮には）フケもあるので、レモン絞り汁は、オイルに混ぜてOKですか？　あっ、レモンはオイルの後の卵パックに混ぜた方が良いのかしら・・・？

まは： 炎症がある場合は、卵なども使用しません。レモンは様子を見ながら、適度にしてください。シカカイは傷口には沁みますので、最初は、ヘナを頻繁に繰り返すといったヘアケアを行います。もちろん、シカカイも傷口にはとてもよい作用をしますが、何せ沁みますので、注意が必要なんです。シカカイもアーユルヴェーダでは傷口の炎症を抑える作用があるとされています。ただ、まず、ヘナから、様子を見ながら入りましょう。ヘナ＋レモン、程度で、様子を見ます。また、ヘナの後、髪がごっそりと抜ける場合があります。でも、あまり気にしないようにします。ヘナ程度で抜ける髪は、どの道、抜けてくる髪です。地肌、毛根が弱っていて、ぶらさがっている程度で、遅かれ早かれ抜けてくる髪は、ヘナすることで、一斉にさようならします。抜ける髪のことはあまり気にしないで、とにかく、地肌を元気づけてあげることが先決ではないでしょうか？まず、一度、お母さまにへナされたら、その様子をご連絡ください。

Ｒさんからのお便り：母ですが、"成功！"と言って良いのではないかなという結果になりました。

Ｒさん：マハさんのサポートを参考に、オイルマッサージより、ヘナを先にすることにしました。が、我が家に少量のヘナ粉しか無く、届くまでヘナ葉&シカカイ煮出し液でハブシャンをはじめてみました。分量は、ヘナ、シカカイ半々です。頭皮のカサブタのような乾燥と、赤みを帯びたかぶれがやはり気になっていたので、馬油を薄くかぶれた部分のみにすりこみ、３０分くらいおいてからハブシャンしてもらいました。２日に１回のペースで、３回やってみました。痒みも無く、頭皮のツッパリ感が緩和されてきました。赤みも徐々にですが引いてきました。

Ｒさん：そして、ちょうどヘナも届いたので（マハラニ・ヘナ）、白髪染めもかねて試してみることにしました！ちなみに母はショートです。レシピは、・ヘナ１００g　（シカカイ ＆紅茶の煮出し液で溶く）　そこに　ココナツオイル大２くらい　＋　レモン汁＋　モティアロッシャ８滴ほど　　これを２時間ほどねかし、ぬり込んだ後は遠赤キャップをかぶり、２時間半ほど置きました。事前のオイルマッサージはしていません。　結果は、やはり母は気持ちが良いらしく、途中『あれ、すっごい眠くなってきたー。ああダメ。眠い・・・』　と爆睡モードに突入(^^♪　　色は、根元から綺麗にオレンジ色に染まりましたよ！！母も、"あら綺麗なオレンジ！"と言っていました。

Ｒさん：頭皮は、痒み、ヒリヒリ感も無く、吹き出物が出ることもありませんでした。それどころか、馬油を付けて少しこすっただけで出てきた大きなフケも（フケと言うか、薄～いカサブタというか）出てきません。ツッパリ感も無くなったと言っています。今日でヘナ後二日たちましたが、こんなに早く、しかもたった一回のヘナで改善されるとは、感動です！まだ、少しにきびのような出来物がありますが、続けることで改善されるのではと、期待して続けてみます。心配していた抜け毛ですが、全然問題無しです。全然抜けてません。逆に、寝てしまう毛がふわっと起き上がるようになったと言っています。今回、アムラは入れてないのですが（シャンプーにも）、様子をみながら試してみようと思います。

Ｒさん： ちなみに、ヘナ翌日、インディゴで後染めしました。重ねました。インディゴ２０g ＋　ヘナ１０g　で後染めし良好です！一度目は置き時間が短すぎたのか（３０分）ゆるすぎたのか、私も始めてだったのでオレンジがまだ強かったので、二度目で調整し、成功しました。母もああー！良いね！と喜んでます！今回のレポはこんな感じです。私もあらためてヘナの良さを感じ、ガッツリとヘナタイムを楽しみたいと思いました(*^。^*)

Ｒさん： 実は私自身も細かーいフケの登場にプチ悩み中なので・・。今までまったくフケの気配は感じてこなかったので、ちょっと驚いています。こすると出てくるっていう感じなんですけどねー。痒みという痒みは無いし、なんででしょ。思い当たる節といえば、最近へナを怠っている。シャンプー後少しべたつくことが多かった。ここ１ヶ月くらい、シャンプーは２～３日に一回だった。その間湯シャンもしていない。んー。不潔になってたんですかね(゜o゜)　？とにかく母は良好です！　ああうれしい！！！！！

まは： 嬉しいよね！なんだか、希望が見えてきます。いま、サミーラさんのママさんがインドに来ているんです。で、一年ぶりの再会で、ママさんの髪を見たら・・・増えている！！！増えているって、髪です、おでこの上の髪・・・実は、サミーラさんのママさんは、ヘアダイ白髪染めを十年以上続けて、おでこの上が総白髪になったまでは許せたのですが、そのおでこの上の総白髪が、ヘアダイのおかげで、抜けてきて、頭皮が透けて見えてきて、赤くただれたようになってしまい、もう、ヘアダイができなくなって、サミーラさんのススメで、ヘナを始めた頃は、スケスケの白髪頭に、ただれた頭皮のでした。それから、３年近くたって、頭皮の髪が、復活しているんです。もちろん、ヘナやハーブを始めてから、しばらくすると、すぐに産毛のようなものが生え始めたのですが、その産毛が三年かかって、ロングになっている！しかも、頭皮が透けて見えなくなった！やっぱり、ヘナって、すばらしいなぁ～と思う次第です。

まは：インディゴは、インドではニールと呼ばれ、アーユルヴェーダの経典に髪の毛を生やすハーブと記されている

まは： そして、ヘナ後にされたインディゴ、これがまた、お母様の頭皮にはとてもよいのです。インディゴは、インドではニールと呼ばれ、ニールには、アーユルヴェーダの経典に髪を生やすと記載されているという話を聞きました。毛生えハーブです。抗菌殺菌力が高いので、雑菌の繁殖を抑え、頭皮を清潔に保ってくれますので、よい髪が生えると、こういうことだと思います。さらに言ってしまうと、ニールはヘナで染まった髪を暗めに仕上げてくれますが、でも、少しづつ汗をかいたりすると、流れ落ちてきて、汗をかいたときに、殺菌力が働いて、不潔になりにくいんですね。これは、日本でも昔から活用されていました。藍染です。藍＝木藍＝インディゴです。剣道着、作務衣（サムエ）に藍染が使われてきたのも、汗をかきますと、藍染の服から藍が流れ落ちてきて、抗菌殺菌作用が働くために服が臭くなりにくいと、こういう理由なんです。もっとも、最近は化学的な定着剤を使用していることが多く、藍染本来のよさがないことがありますけども・・・・。

Ｒさん： 実は私自身も細かーいフケの登場にプチ悩み中なので・・。今までまったくフケの気配は感じてこなかったので、ちょっと驚いています。こすると出てくるっていう感じなんですけどねー。痒みという痒みは無いし、なんででしょ。思い当たる節といえば、最近へナを怠っている。シャンプー後少しべたつくことが多かった。ここ１ヶ月くらい、シャンプーは２～３日に一回だった。その間湯シャンもしていない。んー。不潔になってたんですかね(゜o゜)　

まは： これは、ヘナやハーブなヘアケアのベテランでも、たまに遭遇します。まはだって、あれ？？ってこと、ありますもん。そんなときには、まははすぐにヘナしますですよ。とくに、季節の変わり目など、乾燥の時期などに、よくある現象です。ヘナで、頭皮を調製してあげてください。それと、Ｒさんのお便り、まはのお返事も含めて、ヘナ遊で紹介させてくださいね！皆さんの励み、参考になると思うんです。

Ｒさん： わぁ～！すごい素敵な一報です！希望が持てます！私の文章、急いで打っていたので、おかしな所があるかと思うのでマハさんの方で、訂正して使ってくださいませ。ヘナ遊を見ている、悩める人々の心に、お役に立てるのは幸いです。また色々変化がありましたらメールしま～す。良いお年を！（こちらは断然良い年が迎えられそうですよーー(#^.^#)）