マハラニ・ヘナ

本物のヘナとはインド伝統のヘナ石臼挽き!

今、蘇る伝統のヘナ石臼挽き……高速粉末化装置の普及で、伝統のヘナ石臼挽きは30年前に途絶えた…そして2010年、ヘナの産地ソジャットで、再び、ヘナを挽く石臼が回り始めた!

なぜヘナ石臼挽きなのか?粉末化装置だと高温でどうしてもヘナが劣化する……。昔はヘナの葉をどうやって粉にしてたの?と聞いたら石臼で挽いていたという。無理を押して、試しに石臼で挽いてもらったら驚きの出来。求めていたのはこれだった!

インド広しといえども、恐らく商業用にヘナを石臼で挽いているところはないだろう。30年前に主流だったヘナ石臼挽きも、高速化粉末装置が導入され、すべて廃止された。だから、近年、商業用にインド伝統のヘナ石臼挽きをしているところは、少なくても、まはの知る限りない。正確には、この30年、ヘナの産地には、まともに稼動するヘナ石臼は一台もなかった……2009年までは。ところが、今年、2010年の1月、30年前まで実際に稼動していたヘナ石臼挽きが蘇った。

石臼の道……この上で、ヘナの葉が時間をかけて粉になる


上の写真が石臼の道……。これが下半分の石臼で、この上に。もう一枚の石臼を乗せて回転させ、ヘナの葉がゆっくりと時間をかけて粉になる。

ヘナの産地、インドのラジャスタンで採掘される赤石で作られた石臼は総重量1,8トン。臼の上半分だけで0.9トン、道具なくしては持ち上げることができない。


ラジャスタン、ソジャットの石工場にて

石臼は、ヘナの産地ラジャスタン地方に産出する赤石と呼ばれる固い石で作られている。写真はラジャスタン、ソジャットの石切り工場。実際の石の色は、どちらかというとピンクっぽい色。だが、この地方の人はこのピンク石(写真)を赤石と呼んでいる。だから、現地の人に従って、この石の色を赤色と呼ぶことにする。ラジャスタンに産出する石が赤なら、ラジャスタンの土の色も赤っぽい。真夏になって、酷く乾燥すると、赤っぽい砂が舞う。この赤石はもっぱら建築に使用され、家屋は赤石を積み上げて建築され、赤っぽい家並がラジャスタン地方に特有な雰囲気をかもし出している。その同じ赤石を使って丸い臼が作られている。重さ0.9トンのの丸く削られた石の片面に溝をつけ、0.9トンの石2枚、1.8トンがセットでヘナ石臼になっている。

カンカンカンと工場にハンマーの音が鳴り響く。石臼の蓋を開け、磨り減った溝を目立てする。上の石と下の石、2枚の目立てには数時間かかってしまう………

石臼の目立て

が、問題は重すぎてメンテナンスが4人がかりになることだ。定期的に、石臼を開けて、目立てをする必要があるが、目立てをするには4人がかりで、せーので道具を使って0.9トンの石臼を持ち上げる……。これだけでも結構な時間がかかる。さらに目立てに数時間……しめて半日がかりの仕事になってしまう。

それだけではない。この石臼の処理能力、粉末化能力は、1時間にたったの15キロ~20キロ。1.9トンもの石臼を1時間回して、たったの15~20キロ。効率が相当悪く、電気代も相当なものだという。高速化粉末化装置なら、その20倍以上の処理能力があり、メンテナンスも簡易だ。。。石臼はメンテナンスが大掛かりな上、処理能力が小さい。まるでインドの牛車と現代的な自動車といった違いにも思えてしまうほどだ。なるほどそうかと、30年前、高速化粉末化装置が導入されるや、石臼は途端に使用されなくなり放置されたが、その理由が、こうして実際に石臼で作業をしてみて、はじめてわかった。石臼はあまりに効率が悪い……。


石臼が回り始めたという話しを聞きつけたソジャットの同業者が、この石臼をよく見に来るという。「気でも違ったのか……30年前に戻りたいのか……あんな不便な時代に……」とバカにする声や、石臼が回る、なんとも一種特有な音に感慨深く昔のことを回想する人もいる。昔、この手の石臼でヘナを長いこと挽いてきた職人がやってきては使い方を助言してくれることもあるという。現地での反応は人さまざまだが、このヘナ石臼の復活に何なりかのインパクト=衝撃を受けたのは間違いないようだ。

なぜヘナ石臼挽きなのか?……それはヘナの葉が粉末化の際に高温にされされないの一言に尽きる。

だから、どうなんだ?と聞かれたら、それまでかもしれない。もし、そう聞かれたら、それはこだわりだと、答えるしかないのかもしれない……。高速化粉末化装置だと、一瞬だが、ヘナの葉がかなりの高温にさらされる。ヘナの粉が相当な高温になり、ヘナの粉末が冷めるのに何時間もかかる。装置から出てきたばかりの粉は暑くて触れたものじゃない……。こうして高速で大量に粉末化される粉末を見ていて、これでいいのか?と素朴な疑問が沸いてきて、抑えることができなくなった。そして、現地で聞いてみた。

昔は、現地の人は、どうやってヘナの粉を粉末にしていた?と聞いたら、昔は乾燥させたヘナの葉を石の臼の上で叩いて粉にしてヘナをしたのだという。じゃ、粉末化装置が入る以前は、工場ではどうやってヘナを粉にしていた?と聞くと、大きな石臼を回してヘナを挽いていたという。その石臼はいまはないのか?と聞いたら、30年前まで、どこも皆石臼を使っていたから、あるはずだという。そうして、運良く状態がよい石臼が一台見つかった。その設置が完了し、商用テスト粉末を開始したのが2010年の1月ということなのだ。ヘナ石臼挽き復活への最初の第一歩、これから、この石臼が受け入れられて伸びるか、やはり廃止されてしまうのかは、それを使う人にかかっている。

初めてのヘナ石臼挽きに選ばれたのは、チャドワス村はクマールさんのヘナの葉……2009年9月収穫で、2010年1月まで4ヶ月取り置きしたため、若干、外見が茶色味を帯びているものの鮮度はよく、抜群の色素を保有している


上の写真、向かって右がまは、左がクマールさん、代々のヘナ農民である。そして、二人して立っているのが、クマール農園で、この農園から刈り取られたヘナの葉を今まさに石臼で挽いているところ。色素がかなり高いため、即、現地調査に入って状況を調べた。もちろん、土地はカラカラに乾燥している。濃い色素と乾燥は密接な関係がある。土地が乾燥している、言い換えると水気が十分にないと、ヘナは大きく成長しない。クマール農園のヘナの葉のサイズは、ソジャットのヘナの葉の大きさと比較したら一回り小さい。水気が十分にあるところでは、ヘナの葉はたくさん出てきて、一枚一枚が大きく成長し収量が上がる。それに対し、水気が少ない、乾燥した土地では、ヘナの葉が少なく、一枚一枚も小さくにしか成長せず収量が悪いが、こうした土地には、ローソニア色素が濃厚なヘナが収穫される。クマール農園も、ローソニア色素が濃厚になりやすい条件を揃えている農園だと言える。

今回は、石臼挽きのために、このクマール農園の葉を収穫から4ヶ月取り置きした。収穫して粉末化し、すぐにパッケージすれば葉の色を保持できるが、葉の状態で4ヶ月の取り置き期間中、葉自体が若干、茶色味を帯びてしまったために、今回の石臼挽きの粉末は、最初の石臼挽きの、収穫したての鮮やかなグリーン色の粉末と比較した場合は茶色っぽい粉末となっているが、鮮度はとても良好な状態である。

木目が粗いのが石臼挽きの特徴だが、今回のテストでは1時間に15キロ程度に速度を落とし、どこまで木目細かく挽けるかを調整してみた。


ヘナ石臼挽きの前で、挽かれたばかりのチャドワス村、クマール農園のヘナを早速水練りして、その匂いを確認している。収穫から4ヶ月取り置きされていたため、やや匂いが強くなり始めているものの、鮮度は依然高い状態で、心地よい香りがする。この後、頭にのせて、ヘナをしてみたが、大変に良好な使用感だ。今回のテストでは、2つの木目を用意してみた。1つは、石臼ファイン……石臼でどこまで木目を細かくできるかを実験したが、1時間15キロを粉末化する、高速粉末化装置の木目細かさには及ばないが、かなり木目が細かい状態になる。石臼の回転を上げて1時間に20キロを粉末化すると、やや粉末に粗さが出てくる。この粗さも、また使用感では好感があり、二つの木目を用意してみることにした。

石臼挽きヘナの特徴は、若干の木目の粗さと多少の繊維質が混ざっていること……さらに使用感が心地よく、頭へのあたりが柔らかで、色素が濃いことです。世間ではヘナは木目の細かさが大事なようで必要以上に高速粉末化装置で木目細かく加工しています。石臼の世界では、多少、木目が粗いほうがそして、多少の繊維質が混ざっていたほうがよいヘナとなるのです。







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