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インド伝統的な歯磨き方法は小枝を使用/ハーブで歯磨きデンタルケアー

インド伝統的な歯磨き方法は小枝を使用/ハーブで歯磨きデンタルケアー

古代インドのナーランダ大学の歯科技術

マハバーラタのころ、「カルナ」と呼ばれる金歯について説明している箇所があります。古代インドでは、かのナーランダ大学にて歯科技術を勉強している部門がありました。現代では、歯茎に麻酔注射して歯の治療や抜歯が行われますが、古代もインドでも、似たような技術で、化学物質ではない麻酔が施され歯科治療が行われていました。

アーユルヴェーダと手術

アーユルヴェーダの経典に記述されている手術道具も、現代医療で用いられている外科手術道具との類似性があります。さらに、採掘現場で発見された、千年ほど前の女性の骸骨には、総入れ歯が施されていたことがわかりました。その総入れ歯はイギリス帝国が押収、本国に持ち帰り保管、いまでも、エジンバラ外科医療協会の博物館に保管されています。歯科技術は、古代インドからかなり進んでいたのです。

昔ならがの歯ブラシ

インドの田舎では、現在もなお「ダンタン(枝)」と呼ばれる自然の薬草歯ブラシが歯磨きに使われています。バブール、ニーム、バクール、キール、ピールなどの、直径1センチほどで長さ20センチほどの生枝をまず噛みながら柔らかくしてブラシ状にします。歯は樹液と木の繊維で清潔になるわけです。こういったダタン歯ブラシには多くの利点があります。毎日、新鮮な小枝をしようすることで、不潔な歯ブラシを繰り返して使用することによる炎症などを防ぐことができます。また、小枝を噛むことが歯と歯茎の運動となり、歯と歯茎、下が清潔になり、口臭もなくなります。ニームの小枝で歯磨きすることで、ティクタ(苦味)ラサ※の恩恵を受けることができます。苦味により、食欲が増進し、ピッタとカパドーシャを安定させます。他の小枝のハーブブラシはカトゥ・ケシャヤ(渋辛味)の恩恵を与えます。

イスラムの宗教経典にはピールの木の緑の小枝を歯ブラシとして使うことが最もよいとしています。ピールの小枝の繊維は柔らかく強いために歯ブラシとして向いていて、何回も繰り返して使用することができます。ピールの小枝は喉の通りをよくし、舌の動きを活発にして食欲を増進さえ、頭が明晰にすると言われ、また、咳を緩和させ、傷を癒えやすくし、大腸を活発化させます。

現代では、このような伝統的な小枝ブラシやハーブの粉はあまり使用されておらず、合成の歯磨きペーストやナイロンの歯ブラシの前には影が薄くなっています。もし、歯が薬用ハーブから構成されたハーブ歯磨き粉で掃除されれば、歯を健康に保つことができます。

※ラサ:RASADEVINENECTOR聖なるネクター、味わい楽しまれるべき味わい。味覚。ラサは基本的に6っつの味に分けられる。マドゥー(甘味)、アムラ(酸味)、ラヴァナ(塩味)、カトゥ(辛味)、テクタ(苦味)、ケシャイ(渋味)



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