ヘナの使い始めのオイル頭皮マッサージは必須

オイル頭皮マッサージ

具体的なオイルマッサージのやり方は以下のページを参考にしてください。

ここでは、ヘナ前に、なぜオイルを使っての頭皮マッサージを強くおすすめしているか、それはヘナの仕上がりをよくしたり、ヘナが頭皮に染まりにくくなるとか、それだけの理由ではないことを説明します。少し長くなるかもしれませんが、皆さんの人生観を替えてしまうかもしれませんので、お付き合いください。

現代人は洗いすぎにより深刻なオイル欠如

ポンプをシュっと押して液体シャンプーを手にとって髪につけ、泡と一緒に洗う……とても簡単にお手軽に、皆さんが洗いすぎになっているのが現代という時代。先に断言してしまうが、こうしたお手軽なやり方は全く間違ったヘアケアであり、これが原因で人間の頭皮、髪がおかしなことになる…髪が抜けたりフケが出たり、臭くなったりなど、するだけでなく、顔が皺になりやすくなったり、目がドライアイになったりもする……とんでもない事態になっていることを、現代人は気が付いていない……人間の長い歴史を見ても、ここまで毎日のようにシャンプーで髪を洗いすぎる時代も経験がなく、それが深刻な影響を及ぼしていることに気が付いていない。

90歳の老婆の髪はクログロフサフサ美しい髪……彼女は髪は滅多に洗わない、油を塗布するだけ

これが事実。一人だけではない。この事実をどう説明する?最近では、誤ったヘアケアが普及したおかげで、お目にかかること自体が難しくなっているが、年配の方で、80とか90で髪がクログロ・フサフサしている人がいたとしたら、その方は、まず間違いなく、髪はほとんど洗わない方で、伝統のやり方で油だけを使ってケアしている場合が多い。

ちなみにゆうちゃんは13歳、産まれてから一度も髪を洗ったことがないがまったく問題がないばかりか、とても快適に過ごしている。

40歳代前半でお肌がまるで20歳のような女性は石鹸を使わない

これには衝撃。まはの友人で40歳前半の女性はお肌がとても綺麗で、まるで20代のよう。どういうスキンケアしているのと聞いたところ、「産まれてから一度も石鹸を使ったことがない」と教えてくれた。彼女の母親もおばあちゃんもお肌が綺麗な人で、彼女の家では石鹸は使うと皺になると、顔にも皮膚にも石鹸は一切使わない……お湯洗いのみ。だからといって不潔になることは一切ないそうだ。

江戸時代は石鹸やシャンプーなかったが「清潔」な時代

一昔前、江戸時代などは髪をシャンプーで洗って油を落とす、といったこと自体がなかったばかりか、髪を結う時代で、髪は油を付けて固めて結っていたため、そもそもが髪から油を落とすといったこともなかった。髪を結う際の油洗いが基本であって油を髪から落とすことなかった。だから頭皮と髪は現代人と違って、とても清潔だったろうと簡単に予想できる。それは……

髪と頭皮を清潔に保つには油分が欠かすことができない!

日本では柘植の櫛に椿油を使ってきた。インドでも木櫛とココナッツオイルなど使用されてきた。世界中、髪には油を補う伝統があり、これは髪の仕上がりをよくするだけでなく、油は髪と頭皮を清潔に保つために使われてきたのだ。それと逆のことをやり続けている現代人……

髪から油を落とし続けると髪と頭皮は不潔になる…だから髪を毎日洗うという悪循環

現代人は頭皮に油があると不潔だと思い込む。ところが事実はまるで逆。どんな機械にしても、油を補うことで潤滑に動き始めるが油が切れると故障してしまう。人間の髪も油を落とすぎることでおかしくなってしまっているのだ。そもそもが油分を適切に補ってやることで頭皮と髪は清潔に保てるのに、シャンプーなどを使って髪を洗い、油を落としすぎることで汗臭くなったり痒みが出たりする……だから、人は髪を毎日洗い続ける。髪を毎日洗い続けるという行為はシャンプー地獄に陥る悪循環!

髪をシャンプーしないと髪や頭が油っぽく臭くなるのは髪をシャンプーするから……原因と理由が逆立ちしている

その詳細は以下のページを時間のあるときに参照してください。

今日はさらに突っ込んだ話題について……なぜ、ヘナの前にオイルマッサージをすすめるかについて説明します。特に初めてのヘナの前にはオイルをたっぷり使ってオイルマッサージしてください。理由は……

すべてはシャンプーから始まった!シャンプーから保湿クリーム、化粧品…もともと不要なものを買わせるビジネスモデルだ!

油分は少ないところに移動していきます。毎日のシャンプーで頭皮から油を抜いてしまえば、額や顔の肌が乾燥し、油が抜けていく……すると皺が出てくる……すると、お肌には保湿クリームだの、ローションだの、いろいろなものを一生懸命におぎなってケアしてやらなくてはならなくなる。お化粧も必要になってくる……。現代人はひどい乾燥に悩んでいる……それはそもそも油を石鹸で落としすぎているからなのです!目もドライアイで目薬が必須。これらはまるごとビジネスなのです。すべてはシャンプーから始まった!続いて、顔を石鹸で洗わせ、ひどい乾燥になったら保湿クリーム、化粧品が飛ぶように売れ、ドライアイ対策品まで……そんなビジネスモデルの出発点がシャンプーなのです。

シャンプーし過ぎて油を落とすぎてしまったので、ヘナを始める際、まずは最初に頭皮からたっぷりと油をおぎうことからはじめる!

インドではヘナは頭皮と髪から油を取り除くため乾燥するので注意が必要と言われてきた。だから、インドではヘナの前に髪と頭皮に適度に油分を補う。現代人の場合は、日常のヘアケアで髪と頭皮から油が抜け落ちているため、ヘナ前はまずは、よいオイルを頭皮から補い、同時に頭皮マッサージして頭皮ケアで一石二鳥と、おすすめというよりは必須のレベル。髪は乾燥、頭皮も乾燥……顔の肌も乾燥、目もドライアイ……こういう場合はまずはヘナする前の日にたっぷりのオイル、大匙2杯~で、頭皮をベトベトにしてください。髪の洗いすぎで頭皮と髪が乾燥している状態で、さらに乾燥させるヘナをするのは危険ですらあるのです。ヘナを数回繰り返して、髪がぱさぱさしてがっかりするだけでなく、お顔もさらに油キレで皺が出てきたりもする!油分の落としすぎによる乾燥は要注意!

オイルをたっぷり塗布してタオルを巻いて一晩すると、あらら不思議、ベトベトだったはずが意外にもさらっとしていたりもする。油に飢えていた頭皮がしっかりと吸収しふと気が付くとお顔の肌も潤っているし、ドライアイだったはずが、目がしょぼしょぼしていない。なるほどシャンプーのしすぎだったのか!と気が付くのです。

はじめてのヘナの際とか、お顔の肌や頭皮が乾燥していると思ったら、まずヘナの前にオイルを塗布してから頭皮マッサージをするといいでしょう。一旦、十分に油分が補わ、あとは油分を落としすぎないように注意していけば、継続して補い続ける必要はありません。