早染め20分!?ハーバルカラー5ダークブラウンの白髪染め方法

溶かして塗って20分の白髪染め!

上の写真、実験の結果を見てほしい。驚くなかれ、2回めは30分、3回めにいたっては20分染めだ。

なぜ時間短縮が可能になったのか?

ハーバルカラーは、基本、ヘナ(赤オレンジ色)とインディゴ(藍色)の配合調整で色味を出している。ハーバルカラーの品質はヘナとインディゴの二つの品質、それぞれの染毛力の良しあしにかかっているが、近年、マハラニヘナとマハラニインディゴの品質=染毛力が向上してきているため、時間を短縮して染めることが可能になってきた、ということです。つまり、マハラニハーバルカラー5ダークブラウンの製品にのみ、この結果、やり方、時間はあてはまると考えてください。

ハーバルカラー5ダークブラウン

やり方、使い方の工夫

マハラニヘナ、マハラニインディゴの品質=染毛力が向上しただけでなく、さらに、使い方、染め方に工夫をしていることで、時間短縮が可能になる。ではどのように使うか……

染め方に注意!!!
塗布している間は浸透時間、染め時間は洗い流した後1時間!

ハーバルカラー早染めの方法では髪に塗って塗布している間は染め時間とは考えず、単に色の素を浸透させている浸透時間と考えます。塗布時間が終わった後、洗い流す際、お湯でさっと洗い流す程度にします。この際、延々とお湯洗いを続けたり、石鹸シャンプーやシャンプー類は一切使わないでください。理由はせっかく浸透した色の素が流れてしまうからです。

洗い流した後の1時間が本当の染め時間!

塗布時間に色の素を浸透させ、洗い流した直後はあまり発色していないが、適度に髪が湿っていて空気に触れる状態を1時間ほど保つことで綺麗に発色します。洗い流す際、シャンプーを使ったり、ヘアドライヤーなどで速乾させますと思ったように発色しません。

具体的には1時間のタオルドライ、途中で髪が乾きそうになったら湿らせる

洗い流した後、髪を拭いたタオルは湿っているので、冬場に限り、湿ったタオルをまかないほうがいいでしょう。小さ目の手ぬぐいやタオルをやや湿らせ、まずそれを頭にまき、さらに大き目の乾いたタオルをその上からまいておくといいでしょう。途中、30分くらい経過し、乾きそうになっていたら、再度、髪を少し湿らせ、タオルドライします。もちろん、その際、銀色の染毛用の保温キャップなどをかぶっていてもいいでしょう。冬場は冷やさないように注意して、浸透時間の後、1時間上手に湿って空気に触れる状態を保つと発色が進みます。