マハラニヘナの石臼が回っています

ヘナ石臼

現在、マニックチャンド農園のヘナを石臼挽きしています

ヘナ農民

話は10月21日にさかのぼります。マニックチャンドさんの農園から譲ってもらったヘナを自分で検査し、さらに重金属検査などに出した結果がでたことで

石臼の調整を行い

きめ細かい石臼挽きヘナが出てくるまで1週間程度、試行錯誤し、やっと本格的なよい粉が出てきている状況が現時点です。ヘナ石臼はマハラニヘナのために年一回、回されますので、毎年、再調整が欠かすことができないのです。

このヘナ石臼は、さらにもう2セットあり、これが現在、SMHEENA社の建築中の新工場に設置してもらえることになりました。

ヘナ石臼挽きは世界でもマハラニヘナのみです。なぜかというと、大変な仕事だから……。正直、手間暇かかります。1時間に300キロ、500キロと挽ける高速粉末化装置と異なり、石臼挽きは効率よくいけても、最大で1時間に20キロしか挽けないため、製造に数週間かかり、さらに、1週間に1~2回、石臼の目立てというメンテナンスが発生し、重さ1トンの石臼をチェーンで持ち上げるという大変な作業をこなさなくてはならないのです。しかし、それだけの手間をかけても、石臼挽きは価値がある!ということで、あえて、マハラニヘナでは毎年、石臼挽きをしていると、こういうわけです。