染毛力がとてつもなく高い2018年産マハラニインディゴ

ヘナ染め後、たった10分の後染めでダークブラウン!

実験結果に呆然自失。これ、正直、ありえない。上の写真の「H-In10」というのがそれだ。Hはヘナをさし、Inはインディゴ、10とは10分間、In=インディゴで染めたという意味だ。実験では、ヤギ毛をあらかじめH=ヘナで3時間、ばっちり染めたものを使用。「H-In20」はダークダークブラウンというか、もうほとんど黒髪。「H-In30」以降はすべて真っ黒だが、「H-In50」以降は写真ではわかりずらいが黒すぎるくらいだ。

2018年マハラニインディゴは15分でダークブラウン、30分で真っ黒

染毛試験は染まりやすいヤギ毛が使用されているため、染まりをやや引き算して考えるとすると、2018年マハラニインディゴは15分でダークブラウン、30分で真っ黒となる。赤味を飛ばすだけなら、つまりブラウンに染めるなら、後染めは5分~10分程度で十分。2018年マハラニインディゴは、ものすごい染毛力を発揮する。

インディゴの後染め時間に注意!

マハラニインディゴの染毛力の強さでいうと、2015年産<2016年産(ロット:01)<2017年産(ロット:05)<2018年産(ロット:07)となる。年々、マハラニインディゴの染毛パワーがだいたい5%づつあがってきており、2016年産以降は実は染め時間に注意が必須で、長い時間後染めすると、真っ黒に染まってしまうので注意してください。

なお、2018年産マハラニインディゴは未発売。来年3月以降の発売を予定。

赤味を抑えるだけなら、インディゴの後染めたったの5分~10分でOK!

ヘナの後、ちょっと赤いなーと思ったら、入浴前に、2016年産か2017年産マハラニインディゴをインディゴの重さの3.5倍程度のお湯でマヨネーズ状に溶かし、さっと髪に塗布し、間もなく(5~10分)で洗い流します。入浴前にささっと塗布し、入浴して洗い流すといった感じで、これだけで赤味は綺麗に飛び、色は落ち着きます。ヘタにヘナにインディゴを混ぜて染めるより、インディゴ単体でさっと短時間で染めたほうが確実、かつ、楽でしょう。