偽装ヘナに注意!ヘナ葉原材料の高騰!

ヘナの産地、ヘナ市場

ヘナの産地は3月24日現在、気温35度程度。通常よりは暑くないが来週より40度に向けて気温が上昇していくだろうという予想。

ヘナの葉の原材料は高騰によりヘナ市場は開店休業中

現在、ヘナの原材料であるヘナの葉が不作の影響で高騰中。そのため、農民は自宅の倉庫にヘナの葉を保管したままのため、市場に出てくる量は極端に少ない。ヘナの葉を買いたくても、シナモノがない状態。そこでどうなるかというと、どうしてもほしい業者は農民の家に押しかけていき、そこでそのまま言い値で買っていくため、ますます市場にはヘナの葉は出てこない。その様子をおさめたのが上の写真です(2018年3月24日まは撮影)。いつもは、ヘナの葉のつまった麻袋が所狭しと並んでいるヘナ市場はガランとしています。一台だけ、これは入荷したのか、これから出るのかはわかりませんが、トラックがヘナの葉のはいった麻袋を積んだまま止まっている。それだけです。

いつものヘナ市場はこんな感じ↓

上の写真はインドのヘナ市場で働くヘナのソムリエ、目利き人より

これから数年はインド市場は混ぜ物天国、薬品ヘナ流通します。

現在、市場の周辺の工場では、ヘナに混ぜ物を施し(ヘナ以外の葉を混ぜ込み)、薬品(例:ピクラミン酸、赤オンレジ色に染める)などを混ぜ込んで、例年並みの価格で出荷しています。主にインド国内向けだろうとは思いますが確かではありません。これから数年、これらの混ぜ物のヘナはインド国内に出回ります。インドでヘナをお土産に買って帰ったり、もらったりするのは避けたほうが賢明。奇妙に聞こえるかもしれませんが、日本できちんと販売されているインド産のヘナのほうが安心!というのが現状かもしれません。(ただし日本で販売されているインド国内向けパッケージのものはおすすめしません)。インド国内向けはとにかく値段が高くては売れないため、どうしても偽装してしまうようです(必要悪)。しかも、インドの皆さんは必ずしも安心安全をヘナに求めているわけでもないんですね。昔から使ってきたから使っている。多少薬品を入れてもよく染まり、安いほうがいいじゃないかと。。。まぁ、こだわりの違いです。

タダ同然の偽装ヘナの作り方

簡単に、低コストで、極端な話、ヘナの葉を一切原材料として使わなくても、草と薬品だけで、すばらしくよく染まるヘナ……偽装ヘナが出来上がります。今年は偽装ヘナの心配が高いです。

偽装ヘナをどうやって作るかについて気になる方は以下のページのレポートをご覧ください。

衝撃のヘナ産地レポート「お安いヘナの作り方」タダ同然の偽装ヘナ!

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