2017年マハラニヘナ石臼挽きの試し挽きを開始しています

ヘナ石臼挽き

ヘナを挽く石臼は一枚が1トンもある

インドのヘナ用の石臼はとにかく重たい。一枚が1トンもあるため、それを持ち上げるのは容易ではない。インドのヘナの産地ではたった一台のヘナ石臼は、マハラニヘナ専用だ。石臼挽き用のヘナの葉が検査に合格したため、上下それぞれ1トンの石臼を開いて目立てをし、ヘナの試し挽きを開始した。作業は昼夜を問わず、しっかりと挽き上がるまで続行する。急がなくてはならない。とにかく石臼は一日に挽き上がる量が少なく、まとまった量を挽くのに日数がかかってしまうため、たった一台しかないヘナ石臼を夜通し挽き続ける。

ヘナの挽き上がりチェック

こんな感じに挽き上がっている。まだまだ調整が必要だ。

伝統の技術は絶えていなかった!ヘナの石臼挽き職人

動画の白い服のおじさんは、30年前まで実際に石臼をひいていた職人さん。今、石臼の調節をしながら、挽き加減をチェックしています。こうして石臼の調整をしながら、夜通し、ヘナを挽いて、試し挽きを行います。石臼の調整は、結構、年季が必要で、場合によっては夜中に突然、1トンの石臼の蓋を開けて再調整することもある。さて、今年の挽き上がりはどうなるか、、すべては職人さん頼りです。