「ヘナで白髪がよく染まりませんでした」とか、「ヘナで染めたくないので、ヘナに手が出ません」とか、よくそんな質問をされます。いったい、ヘナでは、髪がどう染まるのでしょうか?あるいは染まらないのでしょうか?化学染毛剤のように、しっかりと染まるのでしょうか?あるいは、化学染毛剤のようには染まらないのでしょうか?どんな染まり方をするのでしょう?
ヘナで白髪、傷んだ髪は最初のうちはオレンジや赤系の色に染まることが多いです。それではちょっと困る場合は、インディゴで後染め、二度染め、重ね染めを行い、暗めに仕上げます。黒髪の場合は、ヘナで染まったかどうか、一見、ほとんどわかりません。ただ、ヘナにはヘナの染まり方があります。ぱっと見、ヘナで染まっているのか、どうか、わかりませんが、明るいところに行くと、赤茶などに反射する・・・黒髪はこんな感じに染まることが多いです。
理由は、一般に化学染毛剤の場合は、脱色して色を入れる仕組みのために、色が最初から、しっかりと入りますが、ヘナには脱色の作用はなく、ただ、ヘナのオレンジ系の色が黒髪の上にのるだけだからです。だから、黒髪がはっきりと色が変わったようには見えにくい。ただし、これが太陽の日などに照らされたときに、オレンジ系赤茶系などに輝いて見える。これは見方によってはとってもおしゃれだと思います。また、やり方を工夫しながら、たとえば、レモンを混ぜたりして、そうして、ヘナの回数を重ねていくと、もっとヘナオレンジが入りはじめ、明るいところでは髪全体が茶系やワインカラーなどに見えるようになることもありますが、それでもやっぱり、夜間などは、髪染めをしているのかは、はっきりとはわかりにくいといった具合です。その他、髪質や混ぜたハーブの種類や量によって、色の風合いが『微妙』に変わります。そんな微妙な遊びではあるものの、それなりに遊んでいると、楽しいです。そして、何よりも嬉しいのは、仕上がり。以前、ケミカルなヘアダイを使っていた頃のことを思うと、天地の違い。一度、コツを覚えると、自分の髪質や髪の状態にあったやり方がわかってくると、髪をさわっては、ニヤリとしてしまう・・・この仕上がりを知ってしまうと、ヘナ、やめられません。ただ、たった一回で、そこまで、ヘナのよさを体感できないと思います。自分にあったヘナの使い方がわかるまで、最低、3回程度はヘナを続けてほしいと思います。
つぎは・・傷んだ髪はヘナでもよく染まる