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ヘナは溶かす際にどうしてダマがでる……ダマ発生の方程式

ヘナを溶かす際に発生するダマについては、いろいろと言われてきた。ダマになりやすいヘナや、相対比較的にダマになりにくいヘナがあるのも間違いない。実際のところはどうかは定かではないが、まはの経験から、ヘナのダマについて説明してみます。

方程式:産地×鮮度=粘度(ダマのでやすさ)

これは、あくまで一般的な考え方になるが、ヘナの産地で粘りが違う。同じソジャットでも、ヘナを産出する村がいくつもあり、村々でヘナの粘度がまるきり違うこともある。粘度が高いとネバネバのペーストとなるが、その分、ダマにもなりやすい。産地以外にも、また、鮮度が高いとだまになりやすい。そういう意味では、「産地×鮮度=粘度」という方程式らしきものがあるのじゃないかと思っている。

方程式(産地×鮮度)+混ぜ物=粘度(ダマのでやすさ)
ヘナに配合する混ぜ物(ハーブ含む)がダマを作りにくくする

さらに、最近、産地、鮮度以外にも、ダマになりにくいヘナには、+αがあることもわかってきた。つまり、「(産地×鮮度)+混ぜ物=粘度」という方程式だ。この混ぜ物は、公式にはヘナに配合するハーブも含まれるが、非公式には、つまり、100%のものとして提供されるヘナに実は混ぜられているものとしての混ぜ物ということでは、昨年からケズリがよく混ぜ込まれるようになった。このケズリを混ぜ込むと、ヘナ自体の製造コストをかなり抑えられるだけでなく、粘りが適度に抑えられ、ダマになりにくくなる。これには驚いた。混ぜもの、と一概に悪者のように考えているが、違う側面から見ると、ダマを作りにくくしてくれるのが、ケズリで、それはそれで有用なのかもしれない。

ヘナに混ぜられるケズリ 写真はヘナによく混ぜられるケズリ。ケズリの木の葉を粉末にしてヘナに混ぜることで、ダマがでにくくなる。たまたまヘナ畑にいたら、この木がケズリだと教えてくれた。半砂漠の土地でも育つ強い木がケズリで、不要だから誰も使わなかったが、葉を粉末にしてヘナに混ぜられるようになってから、需要が高まっているのだという。値段がすごく安いが、それもそのはず、ただ単に、不毛な土地に生えているケズリから、人々が勝手に枝を伐採する…つまり、コストは労力のみ。カッシア(ニュートラルヘナ/アワル)は人々が勝手に土地から伐採することが禁止となったため価格が高騰したが、これから、ケズリも同じ運命にあると思う。昨年はケズリへの需要が高まり、相当、枝を落とされてしまったから、きっと政府が伐採禁止にすると思う。ラジャスタン地方の砂漠化は深刻だから当然といえば当然。売れるとなると、人々は勝手に枝を伐採してしまうのだから………。参考→現地取材お安いヘナの作り方

ダマになりにくいヘナを作らなければならないとしたら、ヘナにおおよそ10〜20%までで、このケズリを混ぜる。染まりの点では、20%まででは大きな衰えを見せないから、混ぜ物が入っているとはわからない。そして、製造の段階で、きちんとケズリとヘナが混ぜ合わされていると、ダマがかなり解消してくれる。しかも、ケズリは粉末にするとヘナの粉末よりも緑緑していて、これを添加することで、ヘナの粉末の色の緑が増し、長期間、緑色が保持され、それはヘナによく添加されるダイアモンドグリーンが配合されているのではないかと思うくらいに見た目が向上し、しかも、溶かしてはダマになりにくい。そう言う意味では、ただ単に、最近のヘナには、ケズリがほとんど混ぜられているのじゃないかとすら思えてしまう。少なくても、2009年のヘナ不作時は、恐らくケズリが大活躍したのは間違いない。もちろん、だれもケズリを配合しているとは言わない。これは産地の企業秘密……でも、なんでわかってしまうかというと、ヘナの価格が高騰した2009年は、産地では、ケズリの粉末化をするヘナ工場をあちこちに見受けることができた。だから容易に想像できる……だれもケズリを混ぜてますとは言わないが、ケズリ入りヘナも100%ヘナとして出回っているのだ。

ケズリ入りなどの混ぜ物ヘナの作り方参考ページ
現地取材お安いヘナの作り方

とほほ、まはのヘナはやっぱり粘ってダマになるから、ブレンダーを使わないと………

まはさんのヘナは粘って、ダマになって正直、使いにくいとお小言をいただくことがよくある。そんなときに、まはは、それがいいんだから!と、お返事してます。つまり、産地(特にソジャット・カリヤ村方面は粘度高い)×鮮度(新しいヘナ)+混ぜ物なし=粘度が高い=ダマになりやすい………んですからと、こんな方程式で説明しています。つまり、100%純粋で鮮度のよいヘナは普通、ダマになるんです!溶かしてすぐに使うには、ブレンダーなどを使用しますが、昔のように、ブレンダーも電気もない時代は、ヘナは溶かして一晩寝かすことで、ダマがなくなった頃にヘナをするのがよいわけで、だから、昔から、ヘナは一晩寝かせてと、そう言われてきたのじゃないかと考えています。

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